■国内女子「伊藤園レディス」(11月12〜14日、千葉県・グレートアイランド倶楽部、賞金総額1億円)
1打差の単独トップから出た賞金ランク1位の稲見萌寧が、最終日に「65」をマーク。トータルスコアを17アンダーまで伸ばし、2位に9打差をつける圧勝で今季9勝目(通算10勝目)を手にした。これで賞金1800万円を獲得。早ければ今週にも賞金女王が確定する。
トータル8アンダーの2位タイには西郷真央、金澤志奈。賞金ランク2位の古江彩佳はトータル6アンダーで5位となり、500万円を加算した。来季の米ツアー最終予選会を目前に控える渋野日向子は予選落ちという結果に終わった。
今週は18日(木)から愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山で、4日間大会の「大王製紙エリエールレディス」が行われる。今季優勝者などが出場する来週の今季最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出られない選手たちにとっては、これが最終戦。女王争いだけでなく、来季シード争いもここで決着がつく。
■国内男子「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月11〜14日、静岡県・太平洋クラブ御殿場コース、賞金総額1億5000万円)
3日目に単独首位に立った谷原秀人が最終日も「70」とまとめ、トータル6アンダーで2016年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来5年ぶりとなる優勝をつかんだ。これでツアー通算は15勝目。
1打差の2位に金谷拓実、トータル4アンダー・3位に比嘉一貴と東北福祉大出身者が上位に名を連ねる展開となった。
今週は18日(木)から宮崎県のフェニックスカントリークラブで「ダンロップフェニックス」が行われる。
■米国男子「ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・ヒューストン・オープン」(11月11〜14日、米テキサス州・メモリアルパークGC、賞金総額750万ドル=約8億4750万円)
最終日に「65」をマークしたジェイソン・コクラック(米国)が、トータル10アンダーで逆転優勝を飾った。ツアー通算3勝目を挙げ、135万ドル(約1億5255万円)を手にした。単独首位で出たスコッティ・シェフラー、ケビン・ツウェイ(ともに米国)がトータル8アンダーの2位に入った
今週は現地時間18日(木)から米ジョージア州のシーアイランド・リゾートGC シーサイドCで「ザ・RSMクラシック」が行われる。先週に続き松山英樹はエントリーしていない。
■米国女子「ペリカン女子選手権」(11月11〜14日、米フロリダ州・ペリカンGC、賞金総額175万ドル=約1億9775万円)
トータル17アンダーで並んだネリー・コルダ、レクシー・トンプソン(ともに米国)、リディア・コ(ニュージーランド)、前年覇者のキム・セヨン(韓国)によるプレーオフにもつれた大会を、最後はコルダが制した。今季4勝目(ツアー通算7勝目)。
日本勢では笹生優花が5バーディ・2ボギーで3つ伸ばし、トータル11アンダーの14位。畑岡奈紗は1バーディ・1ボギー・1ダブルボギーで2つ落とし、トータル5アンダーの40位タイで終えた。
今週は現地時間18日(木)から、今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が米フロリダ州のティブロンGCで行われる。年間ポイントレース上位60人による大会には畑岡、笹生も出場する。
■欧州男子ツアー「アビブ・ドバイ選手権」(11月11〜14日、アラブ首長国連邦・ジュメイラ・ゴルフエステーツ ファイアコース、賞金総額150万ドル=1億6950万円)
首位タイから出たヨアヒム・B・ハンセン(デンマーク)がトータル23アンダーでツアー2勝目を飾った。1打差の2位タイにベルント・ウィースバーガー(オーストリア)とフランチェスコ・ラポルタ(イタリア)が入った。川村昌弘は最終日に3つ伸ばし、トータル10アンダー・59位タイでフィニッシュした。
今週もアラブ首長国連邦で開催。ジュメイラ・ゴルフエステーツで、今季最終戦「DPワールド・ツアー選手権 ドバイ」が行われる。
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