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開幕2戦連続Vへ吉兆？ダニエル・カンが“神様”に遭遇「とてもクールだったわ」

＜ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ 初日◇27日◇ボカ・リオGC（米フロリダ州）◇6701ヤード・パー72＞
過去2シーズンの優勝者のみが出場する先週の今季開幕戦で逆転勝利を挙げたダニエル・カン（米国）が、今週も7アンダーの単独2位発進と好調だ。
首位に躍り出たリディア・コ（ニュージーランド）とは2打差。「ショットで右へのミスは出たけど、気にしてない。最高のボールを打とうとして悪い結果になっても、それは構わない。いいパットもいくつか決められたし楽しかったわ」。まだ初日を終えたばかりだが、幸先よいスタートに笑みもこぼれる。
ツアー6勝目を手にし、意気揚々と開幕戦と同じフロリダ州にあるボカ・リオGCに入った。ただその前には友人や家族とのプライベートな時間も満喫。「とても幸せだったわ」と“充電”に成功した。
そこでは、こんなサプライズも。優勝後、友人と同州にある『ザ・グローブ23ゴルフクラブ』でラウンドしたカンの目の前に、突如、稀代のスーパースターが現れたという。それがNBAのシカゴ・ブルズなどで活躍した“バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダン氏だった。
このザ・グローブ23はジョーダン氏が持つ完全招待制のプライベートゴルフ場で、そこで所有者と偶然にも遭遇。その時のことをカンは、「彼が近づいてきて、『やあ、DK、先週勝ったんだね、おめでとう』と言ってくれたの。私はただ彼を見つめるだけで、この人がマイケル・ジョーダンなんだって。とてもクールだったわ」と興奮気味に振り返る。
いい流れが続くが、「私は勢いというものを重視しないの」とカン自身に慢心はない。「先週はいいプレーができたけど、今は新しい週。取り組むべきことや集中しなければならないことがあるから」。29歳は決して大ジャンプは狙わず、今週も一歩一歩着実にコースを進んでいく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>