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笹生優花3位、米ツアー初戦の古江彩佳が18位T　松山英樹は2試合連続優勝ならず【先週の主要ツアー振り返り】

古江彩佳が米ツアーメンバーとして初めて挑んだ大会で18位タイのフィニッシュ。また笹生優花が最終日に「67」をマークし、3位にランクインした。一方、米男子ツアーに参戦した松山英樹、欧州ツアーに出場した金谷拓実らの男子勢は苦しい結果となった。先週行われた主要ツアーを振り返る。
■米国女子ツアー「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」（1月27〜30日、米国フロリダ州・ボカ・リオGC、賞金総額200万ドル=約2億2500万円）
首位で最終日をスタートさせたリディア・コ（ニュージーランド）がトータル14アンダーで逃げ切り優勝。米ツアー通算17勝目を挙げた。24歳9カ月6日の若さでの達成は、22歳8カ月24日で17勝目を挙げ、3つのメジャー大会を含む通算48勝を飾っているナンシー・ロペス（米国）以来の快挙。また「17」という通算勝利数は、岡本綾子らに並ぶ歴代32位タイの記録となった。
また生涯獲得賞金は1266万8796ドル（約14億6000万）となり、ゴルフ殿堂入りを果たしているパク・セリ（韓国）を抜いて9位に入った。
1打差の2位は、先週の「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を制したダニエル・カン（米国）。最終日にスコアを5つ伸ばして追い上げた笹生優花はトータル12アンダーで3位だった。
米ツアー本格デビュー戦の古江彩佳は見事予選を突破。さらに風が強く多くの選手がスコアを落としていた3日目に1アンダーの「71」をマークし、7位タイに浮上した。最終日はスコアを1つ落とし、トータル3アンダー・18位タイで初戦を終えた。
畑岡奈紗は最終日、3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーと苦しい展開。スコアを3つ落とし、トータル2アンダーの20位タイだった。
■米国男子ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」（1月26〜29日、米国カリフォルニア州・トリーパインズGC ノースC・サウスC、賞金総額840万ドル=約9億5500万円）
ルーク・リストとウィル・ザラトリス（ともに米国）がトータル15アンダーで首位に並び、ともに初優勝をかけてプレーオフへ。1ホール目でバーディを奪ったリストが、37歳での米ツアー初優勝を飾った。
「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の優勝から1週間のオフを挟んで挑んだ松山英樹は、トータル8アンダー・30位タイでフィニッシュ。自身初の2戦連続優勝には届かなかった。
トータル14アンダー・3位タイには世界ランキング1位のジョン・ラーム（スペイン）、15、18年大会覇者のジェイソン・デイ（オーストラリア）、キャメロン・トリンガーリ（米国）が入った。
■欧州男子ツアー「Slync.io ドバイデザートクラシック」（1月27〜30日、アラブ首長国連邦・エミレーツGC、賞金総額800万ドル=約9億1000万円）
ビクトル・ホブラン（ノルウェー）が最終日の上がり3ホールで4打縮める猛チャージ。トータル12アンダーでリチャード・ブランド（イングランド）に追いつき、プレーオフに突入した。勢いそのまま1ホール目でバーディを奪ったホブランが欧州ツアー2勝目を果たし、ノルウェー人初のロレックスシリーズ優勝となった。
最終ホールをボギーとしてプレーオフ進出を逃したローリー・マキロイ（北アイルランド）がトータル11アンダーの3位。タイレル・ハットン（イングランド）ら5人がトータル8アンダーの4位タイに終わった。世界ランキング2位のコリン・モリカワ（米国）はトータル5アンダーの18位タイだった。
日本勢の金谷拓実と川村昌弘は初日に4オーバー「76」と大きく出遅れ。2日目もそれぞれオーバーパーでのプレーとなり、ともに予選落ちを喫した。
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