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笹生優花 21年4月から「15」試合連続予選通過 ツアー2勝目へ期待

2022年初戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で5位、2戦目となる先週の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」で3位にランクインし、好スタートを切っている笹生優花。
22年の好調に注目されがちだが、振り返ってみると驚きの結果がみえてくる。21年4月の「ANAインスピレーション」以降、米女子ツアーに15試合に出場しているが、すべての大会で予選突破を果たしていた。
日本勢としてともに戦う畑岡奈紗は21年5回の予選落ち。現在世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)は20年、21年の全米オープンで、先週岡本綾子らに並ぶ米ツアー通算17勝目を挙げたリディア・コ(ニュージーランド)でさえも21年は「ヒューゲルエアプレミアLAオープン」、20年は「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」で予選落ちを喫している。
強さの要因はなにか。21年米女子ツアーのスタッツを見ると、ドライバー平均飛距離が「271.95ヤード」で全体12位、パーオンしたときの平均パット数は「1.73」で4位、サンドセーブ率「63.64%」で1位と目が行きがちなドライバーの飛距離に加えてアプローチなどの小技が冴えていることがよくわかる。また60台でのラウンド数が「17回」、スコア平均は「69.36」でそれぞれ4位だった。スコアの安定性も垣間見える。
そして21年6月の「全米女子オープン」でメジャーを制覇。さらにトップ10に8回ランクインし、うちトップ5には6回入っている。1月にはキャロウェイと用具契約を結び、新たな武器も手にした。まだまだ進化を続ける20歳。22年の日本勢初勝利、米ツアー2勝目にも期待せずにはいられない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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