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リディア・コの優勝でブレーク必至! 日本の新興ブランドの“仕掛け人”を直撃した

昨年の12月でPXGとの用品契約が切れ、契約フリーとなったリディア・コ(ニュージーランド)が、今年選んだアイアンは、日本の新興ブランド『プロトコンセプト』だった。ゴルフ好きでもあまり聞き慣れない名前だが、実はこれ、全国にゴルフショップを展開するゴルフパートナーが19年に立ち上げたブランドで、昨年の3月から米ツアーでクラブ提供を開始していたのだ。
■なぜゴルフパートナーは名前を出さなかったのか
プロトコンセプトの公式ホームページを見ても、ゴルフパートナーとのつながりを感じされるものは一切なく、取扱店のリストにも入っていない。今回はゴルフパートナーのプロトコンセプト特別チームの商品企画の担当者と、米ツアーでプロトコンセプトのツアーレップを務めるマーシー鴨田氏に話を聞くことができた。
そもそもなぜ、ゴルフパートナーが作ったオリジナルブランドという事実を公表しないのか。「私たちのブランドは、テーラーメイドもキャロウェイもタイトリストもひと通り使ってきて、『でも自分は違うのが欲しいんだ』という人にタッチしたい。ゴルフパートナーという名前が入ると、『どうせ中古屋が作ったクラブでしょ』という目で見られてしまうので、公表してきませんでした」と商品企画の担当者は理由を語る。
しかし、クラブ提供をしているリディア・コが先週の「ゲインブリッジLPGA atボカ・リオ」で優勝したことで状況は一変した。「名前を隠してきましたけど、結局リディア・コ選手やエイミー・ヤン(韓国)選手、男子の今田竜二さんやクリス・カーク(米国)選手も使ってくれています。ゴルフパートナーの名前を出さないようにしてきたステージからは、ちょっとだけ出られたのかな」と担当者の意識も変わってきている。
■プロに提供できる高品質なクラブしか出さない
このプロトコンセプトの根底にあるのは、1つ1つの公差が限りなくゼロに近い高品質なクラブ。「量産品とは違うプロに提供できるクラブしか出さない」という思いがブランド名に込められている。米国のツアー現場でプロたちをサポートする鴨田氏は「日本でもどこの国のクラブ?って反応だと思うんです。でも国は関係なくて、クラブの本質や性能で戦えるというのが魅力。どこで作っているかっていうのは後から付いてくるです」と語る。
実際、価格の安いアイアンでは、同じセットのなかでも飛びすぎてしまう番手や飛ばない番手が存在したりする。ツアーではそれが命取りになるため、ヘッドからシャフト、グリップにいたるまで、市場に出回る商品よりも公差の少ないものが選ばれているのだ。
■リディア・コが100セットからプロトコンセプトを選んだ理由は?
この品質の高さにリディア・コも惚れ込んだ。「それまでのクラブでは150ヤードを7番アイアンで打ったとき、いきなり170ヤード飛んだり縦距離が合わないことがあったらしいんです。そうなると優勝争いの極限のプレッシャーの中では信頼できません。我々のアイアンは、コンスタントに151ヤード、152ヤード、149ヤード打てるクラブでスピンも安定していた。そして最後にプロトコンセプトを選んでくれたんです」(鴨田氏)。
リディア・コを担当するフィッターから鴨田氏にコンタクトがあったのは、昨年の6月のこと。東京五輪が開幕する前だった。PXGとの契約が12月で切れるため、テストさせてほしいと言ってきたのだ。鴨田氏がリディア・コに用意したアイアンは、100セットあるうちの1つに過ぎなかった。それが日本メーカー3社に絞られ、最終的にプロトコンセプトを選ぶことになる。
「彼女は他のメーカーを使ったほうがメリットは大きいと思うんです。新興メーカーはお金が出ないって分かっているので。それでも、プレッシャーのかかる試合で信頼できるクラブを最優先に選んでくれました」(鴨田氏)
現在、日本ではプロトコンセプトを取り扱う工房からの問い合わせが殺到している。「うちはリディア・コ選手の優勝と関係なく、アイアンではプロトコンセプトが一番売れています」というのは東京ゴルフスタジオを主宰する森守洋氏。口コミとは関係なく「うちでフィッティングをすると、プロトコンセプトが『一番いいな』ってなるお客さんが多いんです。アイアンだけでなくウェッジも売れています」と森氏は教えてくれた。
世界ランキング3位のリディア・コが勝ったことで、「私も使ってみたい」という選手も増え、この一週間で一気に知名度を上げたプロトコンセプト。最後に商品企画の担当者に、どんなゴルファーに使ってもらいたいか聞いてみた。
「とにかく結果が欲しい人だと思います。ゴルフクラブは趣味の道具なので、やはりブランドから入る方が非常に多いのです。有名メーカーを使ってきて、なかなか結果が出ないというゴルファーに使ってみてほしいですね」。一般的なクラブよりも値段が高くても売れている理由がそこにありそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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