常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は笑顔の裏にあった切実な思い。
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「同じ病気の人に希望を持ってほしい」
2015年に「腎臓がん」を患ったものの不屈の闘志で克服、韓国ツアーで優勝後の17年に日本ツアーに参戦して「ヤマハレディース」初勝利を挙げたときに語ったことば。
若くして腎臓がんと分かったときは「ショックで、もうゴルフができないと思っていました」と絶望しかなかったという。それでも懸命な思いでカムバックを果たした。
それだけに「自分が優勝したことで同じ病気の人たちが少しでも希望を持ってくれたら。私を見て頑張れる気持ちが出てくれたらすごく嬉しい」という思いも強かった。まさに不屈のゴルファーだ。
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