常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は最強の呼び声も高かった賞金女王が直面した現実。
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「えっ、これが私のスイング…」
2011年に日本ツアーに参戦、12年にメジャー初優勝、さらには15年、16年の賞金女王となったイ・ボミ(韓国)だが、17年から不調に。同年はなんとか1勝を挙げるも翌年はさらに苦しんだ。
この某転職サイトの広告のような発言は、その18年の秋に調子の上がらないなか、ショット練習場で打っている自分の動画を見てのもの。
「自分ではもっとアップライトに振っているつもりだったのに、こんなにフラットだったなんて…」
特にショックを受けたのは、フォロースルー。クラブヘッドを目標方向に出し、そのまま両手を高い位置まで振り抜いていた感覚だったが、写真を見ると頭よりも低い位置に両手があったことにがく然としたという。プロでも感覚と実際の動作のズレが生まれるのだ。
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