常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は海外メジャー覇者へのお祝いのメッセージ。
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「すごい以上の言葉って何ですかね(笑)」
笹生優花が2021年の「全米女子オープン」を制したときに、日本に残っていた古江彩佳が感想を聞かれて残したひとこと。
「テレビでは見ていなかったのですが、ニュースで(畑岡)奈紗さんとのプレーオフですごいなぁと。かっこいいなと思いました。(全米女子オープンは)出られるようなところじゃないすごい舞台というイメージ。すごい以上の言葉って何ですかね(笑)。ありえないようなことをしたなという気持ちです」と祝福の言葉を贈った。
その古江はこの年、「大きい舞台で活躍したい気持ち」を抱き7月から8月にかけては海外遠征、海外メジャー「エビアン選手権」で4位に入るなど活躍。国内ツアーでも勝利を重ね、メルセデスランキング1位、賞金ランキング2位に入る好成績を残した。
そして12月、古江は渋野日向子とともに予選会(Qスクール)に出場。7位の成績を収め、今年から米ツアーに参戦することになった。すでにレギュラーツアー2試合に出場し、どちらも予選通過を果たした。世界ランキング7位に位置する笹生の背中を追い、同じフィールドで戦っていく。
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