先週は米国男子ツアーと、アジアンツアーの男子2試合が行われた。2ツアー合計で日本人選手総勢6人が出場。その結果を振り返る。
■米国男子「ザ・ホンダ・クラシック」(2月24〜27日、米国フロリダ州・PGAナショナル R&S チャンピオンC、賞金総額800万ドル=約9億2000万円)
前週までの東海岸から西海岸へと場所を移して行われた試合は、トータル10アンダーでセップ・ストレイカが制し、ツアー初優勝を挙げた。5打差の2位から最終日をスタートし、「66」をマークしての大逆転勝利。オーストリア出身選手として初のPGAツアー制覇者となった。
1打差の2位にシェーン・ローリー(アイルランド)、2打差の3位にカート・キタヤマ(米国)が続いた。3日目を終え独走していたダニエル・バーガー(米国)は最後に「74」と落とし、トータル7アンダーの4位に終わった。
日本勢では小平智が出場。ウェイティングから出場のチャンスを生かしたかったが、初日の「78」が響き、トータル8オーバーで予選落ちとなった。
今週は3月3日から、同じフロリダ州で「アーノルド・パーマー招待」が行われる。日本勢は松山英樹、金谷拓実が出場。また米本土を離れ「プエルトリコ・オープン」も開催される。こちらでは小平のほか、今田竜二もプレーする。
■アジアンツアー「ロイヤルズカップ」(2月24〜27日、タイ・グランプリ ゴルフクラブ、賞金総額40万ドル=約4580万円)
日本ツアーでも優勝経験のあるセン・セショウ(台湾)が4日間トップを守り抜き、トータル23アンダーで完全優勝を果たした。
日本勢は5人が出場。昨季国内下部のAMEBAツアーで3勝を挙げた19歳・久常涼がトータル9アンダー・38位タイで4日間を終えた。水野眞惟智はトータル6アンダー・52位タイのフィニッシュ。
2日間でトータル1アンダーの木下稜介、トータルイーブンパーの川村昌弘、トータル1オーバーの関藤直熙は予選落ちした。
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