<ダイキンオーキッドレディス 3日目◇5日◇琉球GC(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>
ツアー通算2勝目を目指す堀琴音が、トータル6アンダー・4位タイと上位に踏みとどまった。1番、3番と序盤からボギーが続いたが、「いいショットだったのにすごくもったいなかった。でも、そこからよく耐えられた」と、終わってみれば4バーディ・3ボギー。首位とは4打差あるが、「あきらめてないですよ(笑)。まだまだ頑張ります」と逆転を見据えている。
2日目に「68」をマークしたものの、ムービングデーに大きく伸ばせず。「少し緊張したのと、きのう以上にショットが曲がってしまったのが要因」と、その足踏みの理由について話す。それでも「立て直すことができたので、そこはオフの成果が出たと思います」と、冬の練習が生きたという実感も得ている。
3月3日のひな祭りは、自身にとっては26歳の誕生日でもあった。公私ともに新たな一年を迎えた開幕戦とあって、「少し差はありますが、這いつくばってでも追い上げられるように頑張りたいと思います」と優勝への思いは強い。「グリーンが小さい分、縦距離が狂わないよう意識したい」。ショットメーカーにはうってつけのコースで、自分へのご褒美となる“プレゼント”をつかみとりたい。
【そのほか主な選手のコメント】
■黄アルム(トータル10アンダー・首位タイ)
「久しぶりのラウンドで、いきなりいいところ(順位)で回っているので体力が最後落ちました。あすはしっかり体力を温存しながら、最後まで回り切れるようにしたいです。体の動きは悪くない。“メンタルの体力”も決まっていると思いますが、それも上手く分配できませんでした。(最終日は)アンダーで回れれば最高かな」
■渡邉彩香(トータル10アンダー・首位タイ)
「きょうはショットが荒れてバタバタしましたけど、落ち着いて自分がやるべきことを見失わずにラウンドができていると思います。優勝を意識する位置ですが、今週はガツガツしてもよくないと自分に言い聞かせているので、勝ちたいという気持ちの中で、いかに冷静にその時その時のプレーができるかが大事」
■稲見萌寧(トータル6アンダー・4位タイ)
「ショットがきのうに比べて上手くいかない部分があったので修正したい。パターは初日に比べたら少しずつマシになっています。パー5でしっかり獲れたし、少しずつアプローチも合ってきました。あすも楽しくプレーして、少しでもスコアを伸ばせたらいいなと思います」
■西郷真央(トータル5アンダー・8位タイ)
「バーディパットが全然決まらなくて、いい流れが来なかった。しっかり切り替えてやれればなと思います。パッティングが決まれば、まだまだわからない。尻上がりによくなるようしっかり調整したい。トップとの差は開いてしまったので、自分のプレーに集中して、結果的に上に行ければ」
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