<HSBC女子世界選手権 最終日◇6日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6749ヤード・パー72>
米女子ツアーのトップ65人が集まる「HSBC女子世界選手権」で、畑岡奈紗は11位タイで1週間を終えた。
予選2日間は「72」、「71」と36位タイで週末に進んだが、3日目は「67」、この日は「68」をマークして順位を上げていった。「今日は前半から狙い通り伸ばせていけた」と、前半で3連続を含む4バーディをマーク。トータル10アンダーで折り返した。
しかし、後半は勢いが停滞。10番でボギーを叩くと、その後はパーを重ねる展開に。ようやくスコアが動いたのは最終ホール。18番で待ちかねたバーディを奪い、目標としていた2桁アンダーまで戻した。
「後半もチャンスはいくつかあったんですけど、パー5で伸ばせなかったのがリズムを作れなかった要因かなと思います」と、後半のプレーが悔やまれる。それでも、今季自己ベストフィニッシュ。徐々に調子を上げている。
「ショットはまだ自分の中では3〜4割くらいの状態。細かく言うと、アイアンのアタックアングルを鋭角にいれるようにしないと、距離が安定しない。来週までに少し修正できたらなと思います」。日本のエースが本領を発揮するのは、まだこれからだ。
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