<明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 事前情報◇10日◇土佐CC(高知県)◇6228ヤード・パー72>
2021年から“明治安田生命”の冠がついた今大会。同社と契約するホステスプロは勝みなみ1人だったが、今年は鶴岡果恋、小倉彩愛の2人が加わり、明治安田3人娘として大会を盛り上げていく。
唯一2度目のホステス大会となる“長女”の勝は「去年に比べたら全然いいです。ショットも安定してきましたし、ピンに向かって打てるようになってきたので、楽しみです」と状態の良さをアピール。
昨年大会は無念の予選落ち。それだけに今年にかける思いは強い。「去年は予選落ちして、根岸会長はじめ、明治安田生命の方に申し訳ないっていう気持ちがあった。今年はまずは予選通過して、できれば上位で、欲張るなら優勝して恩返しできたらいいなと思ってます」と気合いは十分だ。
今年から新たに2人の仲間が加わった。大きな気持ちの変化はないとしつつも「“みんなで盛り上げていこうねー”、“頑張ろうね”っていう話はしました。3人で盛り上げられるように頑張ります」と思いは一つ。お姉さんとしての威厳も見せたいところ。
今季からスポンサードを受ける鶴岡は、この日のプロアマで代表執行役社長の永島英器氏とラウンド。「“頑張ってね、見ているから”と声をかけられました。いいプレッシャーです」と期待をひしひしと感じた。
先週の開幕戦では予選落ちを喫したが、「今週は練習ラウンドを繰り返して、すごくフィーリングがいい。風のジャッジが上手くいってくれれば、良いところ(順位)には行けるのかな」という状態まで持ってきた。「3日間で2桁(アンダー)は行きたい」と攻撃的なプレーを展開する。
昨年6月のプロテストに合格したルーキーの小倉も今季から同社と契約。「ドキドキした気持ちっていうのはあまりないですし、プレッシャーも全然感じてないんですけど、楽しみな気持ちがとても大きい」と期待感を口にした。
前週の開幕戦で予選を通過できたことも気持ちを楽にさせる。「ギリギリ予選通過っていうかたちにはなったんですけど、決勝ラウンドでスコアを伸ばせて、最終日も後半で上手く巻き返せた。この2戦目に向けて調子を上げれたかなと思ってます」と狙い通りのかたちで高知入りとなった。
今大会には初出場となるが、会場の土佐CCは2月にチェック済み。「ここまで風があまりないのですが、それが試合でどうなるか。グリーンの硬さが上がってきているので、そのあたりを警戒してプレーしたい」と看板を背負った戦いに挑む。
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