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バウンスバック2回も…37位タイに後退　笹生優花が求める“流れ”

＜ホンダLPGAタイランド　2日目◇11日◇サイアムCCパタヤオールドC（タイ）◇6576ヤード・パー72＞
悪くはないが、いいとは言い切れない。そんなラウンドが続いている。23位タイから出た笹生優花は4バーディ・2ボギーの「70」でラウンド。スコアを2つ伸ばしてトータル6アンダーとしながらも、37位タイに後退した。
持ち前の爆発力がなかなか出せない。ホールアウト後に大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた笹生は、「いい流れを作れなかったのが一番大きかった」と唇をかんだ。前半はボギーなしもバーディは1つのみ。後半では出だしの10番をバーディとしたが、その後はバーディとボギーともに2つずつ。グッとアクセルを踏み込めないもどかしさが残る。
それでもズルズルいかないのが笹生の強さ。「いいところでパーセーブができたので、それをあすにつなげられればいい」。小技での粘りに加えて、叩いたボギーは2つとも直後にバーディで帳消しに。我慢はできている。
首位とは10打差あるが、初日に畑岡奈紗が「63」を出したようにチャージをかけられるコースではある。「あすは流れを頑張って作っていけたら。楽しんで頑張りたい」。今はまだ脚をためている状態と考えれば、予選の踏ん張りがきっと決勝でのバーディラッシュにつながる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>