2017年限りでツアー競技を引退し、昨年12月に第一子となる女児を出産した宮里藍が、「ジャパンゴルフフェア」に登場し、クラブ契約を結ぶブリヂストンスポーツのトークショーやイベントに参加した。
ジャパンゴルフフェアは3年ぶりの来場。初日となった前日は1万5000人を超える来場者があり、この日も多くの来場客でにぎわった。「けっこうゴルフブームが続いているなという印象を受けますね。それだけ新商品だったり、ゴルフに興味を持ってきてくださっていると思うのでうれしいです」。宮里が登壇したトークショーでは、一番の人だかりができた。
今は育児がメインの宮里は「新しいクラブやボールをまだ打てていないので、早く打ってみたいです」と話す。「この前やっと9カ月ぶりに1回だけ練習にいきました。とんでもなく体の感覚が変わっていて、もうちょい練習します。ちょっと自分のゴルフとも向き合いたいなっていう思いもあって、練習も少しずつ重ねていけたらいいなと思います」。
さすがの宮里も出産を経験して、クラブを握らなければ感覚が変わる。「90はたぶん打たないと思いますが、80台は間違いなく出ると思います」と苦笑いをみせた。
決して競技に復活するわけではないが、「ちょっと頻度を上げて練習しないと。コースに出てないとゲーム感覚もイメージと一致しないので。楽しみながら新しいクラブとボールを打ってみたいです」と、“楽しむゴルフ”を強調した。
イベントでは、宮本勝昌、長兄の宮里聖志とともにブリヂストンスポーツが独自に開発したフィッティングシステム「ゴルファーズドック」をPR。3球打つだけで自分に適したボールやクラブを推奨してくれるシステム。この日は宮本が実演する模様をオンラインで配信した。
以前、試したことのある宮里は「自分の現状に当てはまったものを推奨してくれますが、組み合わせだったり、なかなか新しい視点で教えてくれます。自分の今までの傾向とか積み重ねてきたものを全く違う視点から見てくれるのでおもしろいなと思って見させてもらいました」と、新しいギア選びの方法に感嘆していた。
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