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国内女子は賞金増額の宮崎戦　米ツアーはメジャー前哨戦とトップランカーが集まるマッチプレー大会【今週の主要大会】

国内女子は鹿児島から隣の宮崎に移り、昨年から賞金が増額した大会が開催。米国ツアーは、女子が2週間後に控えるメジャー大会の前哨戦、男子が世界ランキング上位のみによるマッチプレー大会が行われる。開幕前に今週の主要ツアーの見所をおさらい。
■国内女子「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2022」（3月25〜27日、宮崎県・UMKカントリークラブ、賞金総額1億円）
先週大会が行われた鹿児島県の隣県、宮崎県で行われる本大会は今回で10回目。大会の価値向上を目的として、賞金総額が昨年から2000万円アップした1億円に。これに伴い、優勝賞金も1440万円から1800万円に増額される。
昨年大会は5打差を逆転した岡山絵理が制し、ツアー2勝目を飾った。19年大会からの連覇を狙った河本結は、惜しくも2位で終えた。3位タイには原英莉花、高橋彩華、ペ・ソンウ（韓国）の3人が並んだ。
先週大会で2位タイに入り、生涯獲得賞金が2億円と突破した西村優菜は開幕戦から3試合連続でトップ10にランクイン。今季初優勝を宮崎で飾ることができるか。
■米国女子「JTBCクラシック」（3月24〜27日、米カリフォルニア州・アビアラGC、賞金総額150万ドル＝約1億7800万円）
海外メジャー「シェブロン選手権」の前哨戦ともいえる「JTBCクラシック」が24日から4日間の日程で行われる。シンガポール、タイと続いたアジア戦から舞台は再びアメリカへ移り、カリフォルニア州で開催される。
ディフェンディングチャンピオンはインビー・パーク（韓国）。2位に5打差をつける圧倒的強さで、通算21勝目を飾った。
日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子の3名がエントリー。19年大会を制している畑岡は、上位フィニッシュでメジャー大会へ向けて弾みをつけたいところ。
渋野日向子にとっては、今シーズン3戦目となる。いままでの2大会は推薦での出場だったため、規定により、80位以内に入ると翌年のシード権を獲得できる『CMEグローブポイント』を獲得することができなかった。タイ決戦ではトータル20アンダーの大台に乗るスコアで、8位タイ。2大会連続のトップ10フィニッシュ、そして優勝争いに注目が集まる。
■米国男子「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」（3月23〜27日、米テキサス州・オースティンCC、賞金総額1150万ドル＝約13億7000万円）
世界ランキング上位の64人で争われる5日間のマッチプレー大会。同ランキング1位のジョン・ラーム（スペイン）をはじめ、コリン・モリカワ（米国）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、パトリック・キャントレー、スコッティ・シェフラー（ともに米国）のトップ5がそろい、強力なフィールドとなる。
一方でトップ10にランクインしているものの出場しないのは、キャメロン・スミス（オーストラリア）とローリー・マキロイ（北アイルランド）の2人。松山英樹も欠場を明らかにしており、日本勢では金谷拓実が唯一のエントリー。木下稜介がウェイティングリストの5番目に名を連ねている。
昨年大会はビリー・ホーシェル（米国）がシェフラーとの決勝を2＆1で制して、優勝を飾った。
■米国男子「コラレス・プンタカナ選手権」（3月24〜27日、ドミニカ共和国・プンタカナR＆C コラレスGC、賞金総額370万ドル＝約4億4000万円）
今週は米本土を離れたドミニカ共和国でも試合が行われる。日本からは今田竜二が出場する。
昨年大会は33歳のジョエル・ダーメン（米国）が制し、ツアー初優勝を挙げた。2位タイにサム・ライダー（米国）とラファエル・カンポス（プエルトリコ）が続き、4位タイには10年の「全米オープン」覇者グレアム・マクドウェル（北アイルランド）らが入った。
■アジアンツアー「The DGCオープン」（3月24〜27日、インド・デリーゴルフクラブ、賞金総額50万ドル＝5900万円）
アジアンツアーは、インドのニューデリーで開催される新規大会が開幕する。4日間大会で、出場人数は138名。日本からは水野眞惟智がエントリーしている。
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