<アクサレディス 事前情報◇24日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6546ヤード・パー72>
シード復活、そして日本ツアー残留を目指すイ・ボミ(韓国)が、大会直前のプロアマ大会を終え、いまの心境を語った。「ぼちぼちです」と話すゴルフの状態はあまりよくはなっていない。
昨季は賞金ランキング、メルセデス・ランキングともにシード権に届かず苦杯をなめたが、今季も苦戦は続いている。入国制限がかかった2020年に出場できたであろう5試合ぶんの出場が開幕から認められ、これが今季4戦目。開幕から2戦は予選落ちと調子が出なかったが、先週は最終日に昨年10月以来の60台をマークし20位タイで終えた。
スコアとは裏腹に、内容には不満が募る。もともと典型的なドローヒッターだが、「ドローが打ちたいのに…」と、右から回す球が出ないのが目下の悩み。そのため無理をし、右肩を下げて球をあおるなど、スイングがしっくりこない。
「先週はパターが入ったから」と一時的な好スコアには表情も浮かない。今週のコースは過去にも好結果を残しているが、「相性がいいフリをしないと」と苦笑い。心からのスマイルは、まだまだ遠そうだ。
ネガティブな発言ばかりが続くが、「完璧なショットじゃなくても出たスコアだから」と、先週の「69」を前向きに捉えようとするボミ。来週までは特例出場が叶うが、それ以降は推薦をもらいながらの出場となるため、ここらで自信を取り戻して今後につなげたい。
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