<JTBCクラシック 初日◇24日◇アビアラGC(米カリフォルニア州)◇6609ヤード・パー72>
安定はしてるが、決めきれない。そんなモヤモヤも少し残った1日だったが、渋野日向子は「全体的にショットがよくてパーオン率も高かった。なんとか1アンダーで回ってこられてよかった」と及第点を与えた。
2バーディ・1ボギーで1アンダー。ほぼ危なげないと言ってもいいゴルフを続けた。3番パー3のバーディは、ワンピンにつけたチャンスを決めたもの。その後11番で1つスコアを落としながら、15番パー4で10メートルをねじ込みアンダーに戻した。「あんなん最近入ってないけん、イエ〜イみたいな(笑)」。その声と表情は明るい。
ただ反省したのが、前半の5番パー5。フェアウェイ内で刻んで迎えたピンまで約80ヤードの3打目が、ダフってグリーンまで届かなかった。「1番やってはいけないミスをパー5でやった。“はい〜”って感じ」。ただそれ以外はしっかりとグリーンをとらえ続け、感触は悪くない。
あすへの課題になるのが、少し違和感を感じた「ショットの縦距離」と、「ショートすることが多かった」というパット。縦の間隔が合わないことで、下りにつくこと場面が多く、それが「楽にパーパットを打ちたい」という気持ちを生み、結果的にしっかりと打ちきれないというループにつながった。
慣れないポアナ芝に加え、午後組でコースコンディションは悪化。パッティングが跳ねてしまうことも多かったが、「自分のせいではなく、その(跳ねる)せいだと思えたし、気にしないようにした。しっかりインパクトして、自分が打ちたいところに打てれば、ポアナのせいにはできない」ということも感じることができた。2日目もしっかりとラインを読み切り、思ったところに打ちだすのみだ。
昨年のQシリーズを20位で通過し、これが本格参戦後では初の米本土での試合となる。さらに2週前までのアジアシリーズとは異なり、自らに与えられた出場優先順位により出られた試合でシード入りなどがかかるポイントも付与される。まさに“本格始動”となる一戦だけに、遅れをとるわけにはいかない。
「内容的にはもう少し頑張れたかな。でも、まずはアンダーを積み重ねて上位にいければ。なんせ7(アンダー、首位のコ・ジンヨン)がいるから。さすが」。微妙なズレを修正し、午前組で回る2日目のビッグスコアに期待したい。
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