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渋野日向子、首位浮上にも“あと2日”を強調 「池ダイブは考えないように」

＜シェブロン選手権　2日目◇1日◇ミッションヒルズCCダイナ・ショアトーナメントC（カリフォルニア州）◇6884ヤード・パー72＞
7バーディを奪う圧巻のプレーで単独首位に浮上した渋野日向子。開幕前は「昨年1打足らずに予選落ちを喫してしまったのでリベンジをしたい」と週末のプレーを目標に掲げていたが、大きく上回るかたちでの決勝進出となった。
これには本人も「思っている以上に上にはいる。新しい目標を立てようと思います」と驚きは隠せない。ラウンド中は「やっぱり気になる（笑）チラチラ見よった」と各所にあるリーダーボードを見ながらプレー。「まだ2日目なので…（笑）」と話すが気分は悪くないだろう。
「1年前はここでどうやってアンダー出すんだ？と思って回っていた。これだけ振れるようになって、マネジメントも馬鹿なりなんとかやって（笑）、パッティングもそれなりに上手というか距離感も合わせられるようになって。ラフからも腕力で出すし（笑）。2年前、去年はできていなかった。そうやって1つずついろんなことを覚えて、経験してきたからこそこうやってスコアが出たと思う。まぁ大人になった」
これで開幕前に「スライディングで入ろうかな？」と笑いながら話していた優勝者だけに許される18番横の池へのダイブにまた一歩近づいた。それでも渋野は「池、ダイブは考えないようにしようと」と冷静に回答。「まだ2日ある」と強調した。（文・秋田義和）
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