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「パッティングとアプローチでしのぐ戦い」 松山英樹は連覇に向け「72」の上々スタート

＜マスターズ 初日◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7510ヤード・パー72＞
松山英樹がディフェンディングチャンピオンとして戻ってきた。大きな注目を集める初日は、3バーディ・3ボギーの「72」のラウンド。イーブンパーはホールアウト時点で首位と4打差と、まずまずの位置で終えた。
出だしからショットが右に曲がった。1番こそナイスリカバリーでパーをセーブしたが、3番でも同じく右に曲げたティショットが林につかまり、短いパットを外しボギーが先行した。
その後は8番パー5でバーディを奪ったが、後半のアーメンコーナーで落とし穴が待っていた。11番では左の池を警戒しグリーン右に外すと寄せきれずにボギー。12番パー3ではクリークにつかまりボギーと、一時は2オーバーまでスコアを落とした。それでも13番パー5で2オンに成功。バーディを奪い返すと、15番でも2オンし、パー5で2つスコアを戻した。
特に後半は風が吹くコンディションとなったが、「自分の状態が本当によくなかったので、そのなかで逆に風に助けられたというのもあった」と、風を味方につける場面もあった。グリーンを外してもショートゲームで耐えるシーンもあり、「ショットがチャンスにつけられない状態なので、パッティングとアプローチでしのいでいかないといけない」と、2日目以降を見据える。
大会史上4人目の連覇へ。心配された首痛もいまのところは問題なし。残り3日間で追い上げる松山の姿が待たれる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>