最新ゴルフニュース

“大歓声”の1組後で2日間プレー　松山英樹が復帰のタイガー・ウッズに敬意「改めてすごい人気」

＜マスターズ 2日目◇8日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7510ヤード・パー72＞
時折、強い風が吹く難コンディションのなかで「69」をマーク。首位と5打差のトータル3アンダー・2位タイで予選を通過した松山英樹が、自動車事故からの復帰戦で決勝に進んだタイガー・ウッズ（米国）への敬意を言葉にした。
手術をし、「棒やプレート、ピン、ネジなどいろいろなものが入っている」という右脚の痛みに耐えながら、初日を1アンダーで終えたウッズは、2日目も2つスコアを落としながら19位タイに踏みとどまった。それだけでなく「もし日曜日のバックナインに入る時に5〜6打差だったら、チャンスはある」と、マスターズ6勝目にも意気込みを示している。
松山は予選ラウンドを、そのウッズの1組後でプレー。「（連覇へのプレッシャーは）あまりない。この2日間は前の組にタイガーがいたので」と、その存在が助けにもなったようだ。
時折、大歓声を聞いてのプレーになったことで、「改めてすごい人気だな」と痛感。「カムバックの仕方もすごい。世界的なスーパースター」と最敬礼する。
その松山自身も、開幕前に行われた会見で『子どもの頃のヒーローは？』という質問に対し、「タイガー」と即答するほどのファンの一人。今年2月25日に30歳の誕生日を迎えた際、PGAツアーが用意した祝福メッセージのVTRにも登場してくれた“スーパースター”と優勝を争うことになれば、さらに興奮の日曜日になること間違いなしだ。（文・間宮輝憲）

<ゴルフ情報ALBA.Net>