<ロッテ選手権 2日目◇14日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>
風が強くなる午後スタートでも渋野日向子が魅せた。フォローにアゲインスト。様々な方向から風が吹く難コンディションのなか3バーディ・1ボギー。トータル3アンダーとしてホールアウト時点で12位タイと順位を上げている。
ボギーが先に来る展開にも前半で1つ伸ばした渋野は、後半の1番パー5の2打目で連日の“直ドラ”を披露。前日は「チョロでした(笑)」と飛ばなかったが、ここでは200ヤード以上飛ばした。
ここではスコアを伸ばせなかったが、5番パー5の2打目でも再びドライバーをチョイス。エッジまでは残り250ヤードという距離で花道まで運ぶと3.5メートルのパットを沈めてバーディを奪取した。“直ドラ”3度目の正直でスコアを伸ばすと、その後はパーを並べた。
ホールアウト後のWOWOWのインタビューでは「きょう伸ばせたのはすごくうれしかった。ショットも安定していたので自信になりました」と振り返った渋野。「ミスが少なかった。パーオン率も高くて計算も合っていたのかな」と開幕前に課題としていたパーオンの多さを要因とした。
2度の直ドラについては「1番はあぶなかったけど(笑)、5番のショットはよかった。あそこまで持って行けたからこそ、3打目いいライから打てた。アプローチは寄ってないけど、バーディを獲れてよかった」と新たな引き出しに満足げ。
トップ10、さらに上の見える位置で迎える週末。「この難しい気候、コースで2日間アンダーで回れて、あと2日間戦えるのもうれしい。上位で戦えるように頑張りたい」ともう一段ギアを上げていく。
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