きょう5月27日は、2000年生まれの“プラチナ世代”古江彩佳の誕生日。きょうで22歳。今季は米国女子ツアー参戦中で、米ツアー初優勝が期待されている。
アマチュア時代に同い年の安田祐香、西村優菜、吉田優利らとともにJGAナショナルチームの一員として活躍した“プラチナ世代”の一人。19年の「富士通レディース」では、ツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向を宣言。2020年「デサントレディース東海クラシック」で世代一番乗りとなるプロ初勝利を挙げた。
2020-21シーズンは6勝をマーク。賞金女王争いは僅差で稲見萌寧に及ばなかったものの、21年の海外メジャー「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」で4位に入るなどして、メルセデス・ベンツ年間最優秀選手賞を受賞した。12月に入ると米女子ツアーのQシリーズ(最終予選会)に挑戦。7位で通過し、22年は米国女子ツアーに主戦場を移している。
5月26日時点での米ツアーでの成績は、9試合に出場しすべてで予選通過。最高順位は5月に行われた「コグニザント・ファウンダーズカップ」の17位タイ。CMEグローブポイントランキングは45位、世界ランキングは日本勢5番手の27位につけている。
身長153センチと女子プロの中でも小さく、今季の米ツアーでのドライビングディスタンスは133位と飛距離が出るわけではない。それでも全試合で予選突破と絶対的なパフォーマンスを見せている。
強さの秘訣は「得意というものはないけど、苦手なものがない。そこが私の強み」という安定感だろう。さらに、「とにかく楽しもう」とするメンタル面の強さも併せ持っている。試合中も笑顔を絶やさず、「楽しむことでショットに集中できる」という古江。米国から朗報が届くのも時間の問題だろう。
<ゴルフ情報ALBA.Net>