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シニアでも300ヤードは当たり前 コースやホスピタリティも含めて海外はシニアのメジャー大会もスゴイ【鈴木亨のゴルフ道】

50歳以上のプロゴルファーが持てるテクニックを駆使して真剣勝負を行う国内シニアツアー。レギュラーツアー時代から勝負にこだわり続ける者もいれば、新たな気持ちで挑む者もいる。今季、密かに爪を研いでいるのがプロ34年目を迎えた56歳の鈴木亨だ。レギュラーツアーで8勝を挙げ、シニアツアーでも5勝を挙げている鈴木のゴルフ観や技術に触れながらその横顔に迫る。(取材/文・山西英希)
■18年に出場したシニアのメジャーに魅せられた
5月28日に56歳の誕生日を迎えた鈴木亨。今季シニアツアーでの目標はレギュラーツアー時代に叶えられなかった賞金王と公式戦のタイトル獲得である。さらに海外シニアのメジャー大会にも思いを寄せている。
2018年にシニアツアー初優勝を含む3勝を挙げ、賞金ランキング2位となった鈴木。その資格で19年は「全米シニアプロ」、「全米シニアオープン」、「全英シニアオープン」という3つの海外メジャートーナメントに出場した。
結果をいえば、52位タイ、51位タイ、予選落ちと思うような成績を残せなかったが、得たものは大きかったという。「まず出場選手の飛距離に驚きました。シニアになってもみんな飛びますからね。レティーフ・グーセンやイエスパー・パーネビックといったクラスになると、ドライバーで楽に300ヤードは飛んでいましたから」と振り返る。ツアーメンバーではなかったため、ビッグネームと同組で回るチャンスはなかったが、それでも練習場でトッププロの打球をしっかりと見たことで世界のレベルを再認識できた。
■シニアの大会も海外はスケールが大きい
もちろん、コース内で得たものもある。「全米プロシニアは全米プロやライダーカップを開催したオークヒルCCで開催されたんですが、セッティングがよかったですね。難しくてもフェアなセッティングなので、ラフが長くても選手から文句が出ることはないですし、攻めがいがあるコースだと思いました。それだけにいいスコアが出ると克服したうれしさを感じました」と鈴木。
また、チャンピオンズツアーのスケールの大きさにも驚かされた。「全米シニアオープンは優勝賞金が約8000万円でしたし、開催コースのウォーレンGCノートルダムは、ノートルダム大学の構内にあるんですよ。しかも、レジストレーションは同じ構内にあるアメリカンフットボールのスタジアム内で行われました」。
さらに、最寄りの空港には大会期間中は自由に使っていい車が全選手に用意されていたという。「選手冥利に尽きますよね。体がどこまで回復するか次第ですが、海外で戦ってみたい気持ちはあります」。昨年、首のヘルニアが原因で右腕に力が入らなかった鈴木だが、体調さえ戻ればフル参戦とはいかないまでも、メジャーにはもう一度挑戦する意志は強い。
 
ただ、出場するからには結果を残さなければ意味がない。シニアツアーで賞金王を目指すと同時に、「日本プロシニアゴルフ選手権」でも優勝を狙う。この試合に勝てば、「日本プロゴルフ選手権」に出場できるからだ。そこで上位に入るぐらいでなければ、シニアといえども海外メジャーで結果を残すことはできないと考える。今季は自分の可能性を試すうえでも大切なシーズンになる。

■鈴木亨
すずき・とおる/1966年5月28日生まれ、岐阜県出身。身長178センチ、体重80キロ。日本大学ゴルフ部時代は「日本アマ」などのタイトルを獲得。同期には川岸良兼がいる。89年にプロ転向後は、93年にツアー初優勝をはじめ、通算8勝。2011年までシード選手として長年活躍。シニア入り後は、3年目の18年に3勝を挙げて賞金ランキング2位。今季は賞金王を目指す。シニア通算5勝。ミズノ所属。
取材協力・季美の森ゴルフ倶楽部

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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