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心臓病を乗り越えてラ・ボンバ今井克宗がシニアデビュー 「本当に楽しみにしていました」

<すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 事前情報◇1日◇イーストウッドカントリークラブ(栃木県)◇6867ヤード・パー72> 「練習ラウンドしただけでも、すごい楽しかったし、幸せでした」。ラ・ボンバ今井克宗。男子ゴルフファンには懐かしい響きかもしれない。2014年の「日本プロゴルフ選手権」でレギュラーツアーから引退したが、今年4月に50歳を迎え、「すまいーだシニアカップ」でシニアデビューを迎える。14年以来のツアーの舞台、久しぶりの“練習ラウンド”ですら幸せに感じていた。 ■プロテスト未合格でシード&優勝を経験 根っからのお酒好き、明るいキャラクター、破天荒、男気が代名詞でスペイン語の爆発を意味するラ・ボンバの愛称で親しまれた今井。レギュラーツアー時代は2000年に初シードを獲得して、07年までにツアー2勝を挙げ、シード選手として活躍した。 プロになるまでの経歴も異色だ。父親が千葉市でゴルフ工房を営んでいたが、中学時代はバレーボール部、高校時代はラグビー部、大学時代はテニスサークルに籍を置いていた。しかし、21歳で大学を中退してプロゴルファーを目指し、ゴルフ場に就職。プロテストには3度失敗して、米国でミニツアーを転戦するなど腕を磨いたが、帰国後もプロテストには受からなかった。 国内男子ツアーがQT制度を導入し、プロテストに合格していなくてもツアーに出場できるようになった。今井は27歳になった99年のQTで42位に入り、2000年の出場権を手に入れると同時にプロ転向。00年は21試合に出場して、賞金ランキング70位で初シードを獲得。プロテスト合格者以外での初めてのシード選手として注目を集めた。 長年ツアーの一戦で活躍していたが「腰が痛かったし、ゴルフが苦しいし。もう限界でした。スポーツ選手として42歳までやれたら十分でしょ」。42歳でツアーから退くことを決意。複数のインドアレンジを経営する会社の役員となり、インストラクターの育成や新規店舗の立ち上げなどに携わる仕事をしている。「ラウンド中の昼間の酒とか、夢でしたから。お客さんとワイワイゴルフをやるのが楽しいですよ」と長年身を置いてきた競技ではない、ゴルフの楽しみ方を覚えた。 ■心臓弁膜症を乗り越えてゴルフへの気持ちが芽生えた 転機が訪れたのは2018年9月。47歳の頃に心臓弁膜症を発症。40日間の入院や人工弁膜を入れる手術を行い、「たまたまいい先生に知り合って」と幸いにも元気な体に戻った。40日間、ベッドの上での生活が続くと「ゴルフがやりたい。しょっぱいモノが食べたい」この2つの思いが芽生えた。「最初はゴルフをうまくなりたいという思いがあって、その先にシニアがありましたね」。競技に復活する気持ちはなかったが、大病をきっかけに気持ちが変わった。リハビリから始まった体づくり、久しぶりに練習場でボールを打つようにもなった。 手術直後はドライバーを打っても200ヤードも届かない。「競技の場に戻るだけの努力ができなかったらあれだから」。当初は周囲にはシニア挑戦は口にせず、「秘めた思いで始めて、だんだん火が大きくなりました」。コロナ禍で“自宅待機”の時間もうまく利用して仕上げてきた。 ■“夜9時から男”が9時には就寝と生活も激変 かつての“ラ・ボンバ”生活も激変。「以前は夜9時以降が人生だと思っていましたが、今は翌日のことを考えて夜9時には寝てますよ。最近、わんことベッドに行くのが楽しくなっちゃって。50にもなればいろいろ変わるよね(笑)」。 現在、ドライバーの飛距離は260ヤード以上までに回復。「これなら出てもいいかなって思えるようになりました。毎日やってきたから。そんなこと言って、初日いきなりビリだったら話にならないけど(笑)」とおどけて話す。最近のゴルフのスコアは「う〜ん、ヒミツ。明日のお楽しみ」とスコアにも注目したい。 ミニツアーやローカルの大会を含めて競技に出るのは14年以来。「目標は3日間完走ですよ。俺が心配なのはこの8年、3ラウンド連続で歩いてないの。3日目がもつのか。しかも別の緊張感の中でしょ。一番心配」と本音もポロリ。注目ルーキーのデビューラウンドは昨年の賞金王の篠崎紀夫と深堀圭一郎との組み合わせ。「注目されちゃうじゃん。静かにデビューしたかった」と苦笑。 「感慨深いよね。楽しめるか分からないけど、楽しみたい。3年前から本当に楽しみにしてきたから」。レギュラーツアー2勝以上の資格で今季、フル参戦の資格を保持している。「デビューすればまた何か(目標が)変わるんでしょうけど、ここに来れただけでも……」。8年ぶりのツアーの舞台。ラ・ボンバが第二の競技人生の一歩を踏み出す。 <ゴルフ情報ALBA.Net>

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