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河井博大が“河井タッチ”から脱却 面白いように入ったパットのポイントは「緩まないインパクト」

<すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 最終日◇4日◇イーストウッドカントリークラブ(栃木県)◇6867ヤード・パー72>
国内シニア第3戦の「すまいーだカップ」の最終日に、実質シニアルーキーの河井博大が8バーディ・1ボギーでこの日のベストスコア「65」をマーク。首位と2打差のトータル9アンダー・3位タイに入った。シニア3戦目にして存在感を示したが、自身のウィークポイント克服に光明を見出した。
「(カップまで)5歩のパットがよう入ってくれました。同組の(平塚)哲二は昔からよく一緒に回りますが、『博大がこんなに入ったの初めて見た』と。自分でも記憶にないです。チャンスをほとんどモノにできました」と振り返った河井。前半の1番と8番は1メートル前後とショットをつけてのバーディだったが、後半奪った6つのバーディのうち「4歩」が1回、「5歩」が4回と4〜5メートルを沈めてのモノだった。
河井が残り距離を“歩数”で表すのは、中学時代からのこと。スタート前の練習グリーンで歩数によって振り幅などを決めてタッチを合わせる。本グリーンでは歩測をして、それに応じてストロークをするため大きくタッチがズレることはない。昔からの“クセ”で今でも歩数で表している。
タッチが大きくずれることはないが、カップの直前で止まる“寸止め”が多く、昔からの課題だった。河井は2000年以降シード権を取ったり、失ったりを繰り返していたが、プロ16年目の2011年「日本プロゴルフ選手権」でツアー初優勝を遂げた。フェアウェイキープ率やパーオン率ではトップクラスを誇るショットメーカーだが、グリーン上で苦しみ、勝ち星は1に終わった。強気のタッチでパット巧者として有名な谷口徹には寸止めすることを「河井タッチ」と揶揄(やゆ)されたこともある。
「おかもっち(岡茂洋雄)がいうんですよ。『ひろちゃんはほんま4、5歩のパターが入れば、いいスコアになるのに。届かないから打ちなさい』って」。2020年のシニアツアーで賞金ランキング3位に入ったことのある3歳年上の同郷の先輩にも、強く打つことを勧められている。「ただ、打つと今度はノーカンになってしまうんです」。
“河井タッチ”脱却のために、日々試行錯誤をしている。今の一番のテーマは「インパクトで緩まない」ことだ。「今週も初日は初日の打ち方、2日目は2日目の打ち方、最終日は最終日の打ち方と、少しの変化ですが毎日違う打ち方をしていました。2日目の夜に小山内(護)さんにもいろいろとアドバイスをもらって、それも参考にしました」。
3日目のストロークのポイントは「ヘッドアップしない」ことだった。「ボールをしっかり打ち抜いて、ボールのあったところをほんの少しだけ見続けます」。待っている間には目をつぶって素振りを行う。「余計なものが入ってこないのでスムーズな動きになるのでいいイメージで打てました」。この意識がハマり、面白いようにボールはカップに吸い込まれた。
シニア3戦目にして3位タイに食い込んだ。「シードは取りたいのでうれしいですよ。優勝は誰もが狙っていると思いますが、そう簡単にはできないもの。普段の練習や考え方が大切だと思います。また帰って練習します。同期と一緒に盛り上がってがんばっていきたいです」。河井の同期には、レギュラーツアー通算7勝の久保谷健一、同6勝の平塚哲二、同2勝の横田真一らがいる。切磋琢磨する“若手”がシニアの黄金世代となるかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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