<ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇9日◇ストックトンシービューH&GC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
日本勢と相性がいい大会がいよいよ開幕する。2010年に宮里藍が優勝、それ以外にも 12年には宮里美香が3位タイ、16年には野村敏京が2位、18年には横峯さくらが大会記録の「61」をマークし2位、20年には畑岡奈紗が4位と軒並み日本勢がリーダーボードをにぎわせる。
コースを見てみればパー71ながらも6190ヤードと短めで、さらに3日間大会というのも日本ツアーで戦い慣れている。とくれば今年も日本勢が楽しみだが、古江彩佳は「(日本風なのは)パッと見だけ(笑)」と警戒する。
「グリーンがぜんぜん違いますから、似ていると思わないですね。すごく難しいです」
古江が警戒するのが日本にはない目が強いポアナ芝。それだけでなくグリーン上には凹凸もあり、「しっかりと芯でとらえられたら。あとは入るかどうかは運任せです」と結果に一喜一憂せずに臨む構え。
それ以外も、やることはいつもと一緒。「フェアウェイに置いて、グリーンに乗せて。1日目から自分のプレーができるようにしたい」。日本で戦ってきた経験と、今年ここまで戦ってきた米国での経験。うまく組み合わせてスコアを作っていく。(文・秋田義和)
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