<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 最終日◇26日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
最終ラウンド26位タイから出た石川遼は、6バーディ・4ボギーの「70」で回り、トータル10アンダー・33位タイで4日間を終えた。「内容的にはよかったと思います。結果につながってくる日をじっくり待ちながら、今できることをしっかりやって、焦らずに続けていきたい。スカッとするような結果はまだ出ていないけど、自分としては充実感がありますね」と4日間を振り返った。
国内男子ツアーは来週からオープンウィークが続き、次戦は「日本プロゴルフ選手権」(8月4〜7日)。1カ月以上の空きがある。その間は地区オープンなどの試合に出場する予定はなく、トレーニングや練習を重点的に取り組むという。
今年はケガをしにくく、スピードを出せる体を目指して、オフの間に体を強化して開幕を迎えた。「オフの時期と比べると最大出力が下がっています。(次戦まで)しっかりとトレーニングをできる環境だと思うので、夏から秋にかけて“走り続ける”のがテーマ。筋力アップしたい」と、秋以降の終盤戦を戦い抜くためにも筋力アップを目指す。
「(開幕してから)スイング面では自分が意識しているスイングをかなり強めに意識して、試合でもやりきることができました。最近は1、2ホールだけ飛距離を意識してスピードを上げるスイングも試合で使えるようになってきている。いろんなことがかみ合いつつあります。(休みの間は)試合でやりにくかったことをしっかり反省して、筋力的にも技術的にアップした状態で日本プロに臨めるようにしたいです」
大幅なスイング改造に取り組んでから2年以上が経った。この1カ月で肉体的にも技術的にもさらに上乗せをして、8月以降の「スカッとした結果」に期待したい。(文・小高拓)
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