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生涯獲得賞金の50％!?　香妻陣一朗ら日本勢はLIVゴルフでいくら稼いだ？

＜LIVゴルフ第2戦 at ポートランド　最終日◇2日◇パンプキン・リッジGC（米オレゴン州）＞
米国オレゴン州のポートランドで行われた「LIVゴルフ」の第2戦は、34歳のブランデン・グレイス（南アフリカ）による逆転優勝で幕を閉じた。グレイスは個人戦優勝賞金400万ドル、団体戦2位の賞金37万5000ドルを獲得。合わせて437万5000ドル（約5億9000万円）ものビッグマネーをつかみとった。
これまでグレイスが主戦場の米ツアーで稼いだ賞金は1222万6197ドル（約16億5000万円）だから、約3分の1にあたる金額をわずか3日間で稼ぎ出したことになる。そんな夢の舞台で“一獲千金”を果たしたのは、なにも海外勢だけではない。
4人の日本勢で特に顕著だったのは、単独6位に入った27歳の香妻陣一朗だろう。獲得賞金はなんと80万ドル（約1億800万円）。参考までに、香妻が優勝した今季の日本ツアー「東建ホームメイトカップ」の“賞金総額”が1億3000万円だったから、いかにすさまじい数字かが分かる。
香妻が今季の日本ツアー6試合で獲得した賞金は約3238万円。約3倍もの金額を54ホールで稼いでしまった。ちなみに、日本ツアーでの生涯獲得賞金が約2億660万円となっており、それの約50％を手中にする“荒稼ぎ”だった。
今大会からブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、パトリック・リード（いずれも米国）らメジャーチャンピオンがLIVゴルフへ“移籍”。米ニュージャージー州で行われる第3戦（7月29〜31日）には百戦錬磨のポール・ケーシー（イングランド）が参戦することも発表された。来年は6試合増の14試合が開催されることも決まっている。果たして、このままゴルフ界の隆盛を極めることになるのだろうか。日本勢の動向も含めて、ますます目が離せない。
【日本勢4人の結果・獲得賞金】
6位：香妻陣一朗 80万ドル（約1億800万円）
11位T：稲森佑貴 37万4000ドル（約5000万円）
16位T：谷原秀人 22万3600ドル（約3000万円）
23位T：木下稜介 16万8000ドル（約2200万円）
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