次々にビッグネームが参戦するサウジアラビアがバックアップする超高額賞金のLIVゴルフ。そのCEOを務めるグレッグ・ノーマンが米ネットワークTVのFOXニュースのインタビューに応え、その中でタイガー・ウッズ(米国)が巨額のオファーを蹴って同リーグには出場しないとしたことを明かした。
その金額は…7億ドル〜8億ドル…つまり現在の日本円では950億〜1040億円、これは賞金とは別にリーグへの出場する前払いの金額。「タイガーは何かにつけて目立つことをするだろう?」とノーマン。
ノーマンがCEOに就任する昨年10月より以前の話で「金額はその近辺だ」といっていた。
タイガーは昨年2月にロサンゼルス郊外で単独の交通事故から右脚に大けがを負い、昨年10月と言えばゴルフに復帰できるかは不透明な時期、タイガーは12月に長男チャーリー君とペアを組みPNC選手権で初のプレーを披露した。
46歳のタイガーは6月に米フォーブス誌に“ビリオネア”、純資産(Net Worth)で“10億ドル”、日本円で約1350億円を超えたと報じられている。
またLIVゴルフには反対の立場を明確にしており、7月に出場した全英オープンでは「LIVゴルフに出場する選手を理解できない。年齢によってはまだ分かるが、若い選手はこれから二度とメジャーを戦う機会を失うことになる可能性があるのに」と話した。
タイガーとノーマンは同じ米フロリダに暮らすが、親しい関係ではないと言われている。(文・武川玲子)
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