<AIG女子オープン 初日◇4日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>
海外女子メジャーの「AIG女子オープン」(全英)を主催するR&AとAIGは賞金総額の増額を発表。21年大会の580万ドル(7億7400万円)から今年は26%も増え、過去最高の730万ドル(約9億7400万円)、優勝賞金は109万5000ドル(約1億4600万円)となる。
R&Aの最高責任者であるマーティン・スランバース氏は、「R&AとAIGが19年にパートナーシップを開始してから、賞金総額が400万ドル強、125%増加した」と話した。18年の賞金総額は325万ドルだったが、渋野日向子が優勝した19年から両者がパートナーシップを結び、その19年は450万ドル、20年も450万ドル、21年が580万ドル、そして今回は18年の倍以上となる730万ドルまで上がった。
また、AIGの会長兼CEOであるピーター・ザフィーノ氏は、「我々は給与の公平性について前進を続けながら、女性ゴルフの知名度を上げ、この誰もが知る大会に出場するエリート女性アスリートの素晴らしい才能を見せることができている」と述べた。
ちなみに、R&Aが主催する男子のメジャー「全英オープン」の今年の賞金総額は1394万8183ドル(約18億6300万円)。優勝したキャメロン・スミス(オーストラリア)は250万ドル(約3億3400万円)を獲得している。
今年の全英女子オープンでは、2位以下も大金を得ることになる。2位は72万ドル(約9600万円)、3位は52万1498ドル(約7000万円)、4位は40万2734ドル(約5400万円)、5位は32万3565ドル(約4300万円)、さらに4日間を戦ってほぼ最下位に相当する76位でも、8454ドル(約113万円)を得ることになる。
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