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一時はドライバーの飛距離が190ヤードに… 吉本ひかるが“苦難”乗り越え優勝争いへ

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目◇13日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>
ツアーを席巻する“黄金世代”の一人が、軽井沢でひさしぶりに優勝争いへと名乗りをあげた。2日間でトータル10アンダーをマークし、ルーキーの岩井千怜とともにトップに立った吉本ひかる。苦しかった時期を乗り越え、初優勝を目指していく。
初日に6アンダー・2位タイの好スタートを決めた吉本だったが、この日の前半はガマンの連続。アプローチや、1〜2メートルのパットを決めながら、8番までパーを拾い続けた。するとようやく9番で4メートルを決めて初バーディ。「これでのれました」と、流れが変わった。
その直後の10番では、右手前12メートルからのバーディパットを叩きこむ。さらに14番で「すごい大事だった」という5メートルを沈めて1つ伸ばすと、17番で下りのラインを打ち切り、再び12メートルをねじ込んだ。雨が降るコースで思わずこぼれる笑み。「しっかり打つことしか考えてなかったので、まさか入るとは。すごいラッキーでした」。こうして2020年11月の「伊藤園レディス」以来となる、自身5度目の最終日最終組の座を射止めた。
19年に初シードを獲得。このシーズンは2位が2度、トップ10には8度入り、初優勝を期待される選手になった。しかし、昨年秋頃から予選落ちが続くように。「すごい調子が悪くなって、ドライバーが曲がるようになって、そこから飛ばなくなってしまった」。この時期は、少しミスが出るとドライバーが190ヤードほどしか飛ばないというところまで状態が落ち込んだ。フェアウェイから長いクラブでもグリーンに乗せて耐え、チャンスが来たらバーディを奪う―。そんな持ち味を発揮できず、シード選手の肩書も失った。
その結果を受け、オフにはトレーナー、コーチと話し合いを重ね、トレーニングにも打ち込んで復調への道を探る日々。今季も開幕から5試合連続で予選通過に失敗したが、徐々にその効果が現れはじめ、初夏に差し掛かる頃からはコンスタントに決勝ラウンドにも進むようになった。今週のドライビングディスタンスは231.250ヤード。ドライバーだけでなくアイアンの飛距離も、以前よりも伸びている。
「すごい苦しかったですし、何をしても上手くいかなかったので昨年は悔しかった。オフに頑張ってよくなってきてるので、今は落ち着いてます。心境一転ですね」。こうして再び優勝を争う位置まで戻ってきた。
過去4度の出場で一度も予選通過できなかった大会だが、今年はトップで最終日を迎える。「このコースでそうなってるのが不思議で、今はあまり実感がない」ともいうが、「優勝できなかった経験もあるし、今の私はどれくらいできるのかなっていう楽しみがあります」と“成長”を実感できるラウンドに胸も高鳴る。
黄金世代は、これまでに11人がツアー優勝を挙げている。「率直に同級生が優勝するとうれしかったですし、私も頑張らないとって、いい刺激をもらいながらやっていました」。大きくジャンプするためには、一度しゃがみこむことが必要。これまで跳ね返されてきた“初優勝”の壁を、ここで一気に飛び越えたい。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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