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お尻が上がった!? この夏、おとなの体づくりを始めてみては?【原田香里のゴルフ未来会議】

2021年3月まで日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事を務め、いまは女子ゴルフ界発展のため尽力し、自身のゴルフ向上も目指す、女子プロゴルファーの原田香里。まだまだこれからと話すゴルフ人生、そして女子ゴルフ界についての未来を語る。
夏もようやく半ばを過ぎましたが、ゴルフを愛するみなさまは、いかがお過ごしでしょうか。原田香里です。台風や豪雨などで被害に遭われた方々にはこの場を借りてお見舞い申し上げます。
そろそろ夏バテをされている方も多いかと思うので、今日は“おとなの体づくり”についてお話ししたいと思います。
現役時代は、自分のゴルフを最優先にして、自分が望むスイングをするための体づくりに気を使っていた私ですが、2013年に理事になってからはまったくアスリートとは程遠い生活を送っていました。
現役選手にとって、体をつくることは仕事の一部。いえ、根本ともいえるものです。けれども、理事になると、みなさんと同じように、優先順位が変わってきます。仕事、移動、仕事の繰り返しが基本。仕事は体力勝負の部分もありますが、基本的には会議や現場の下見、本戦での采配などで、疲れることはあっても体が鍛えられることはほとんどありません。自宅やホテルの部屋でできるトレーニングをしていないわけではありませんが、時間もないのでおざなり。毎年、当たり前に年齢は増えていき、体は衰えていきます。
ラウンドするのも、仕事がらみで年に片手で数えるほどしかない、以前とは180度違う生活。変わらないのは旅が多いため外食が多くなってしまうということくらい。その食事も、打ち合わせやスポンサーさんとの会食など、仕事の割合が多く、その場合、当然ながら体のことを考えてメニューを選べるわけでもないし、選んでません(笑)。ストレッチやマッサージなどで体のメンテナンスをするのが精いっぱい。決して健康的とはいえない毎日でした。
理事を退任後は、レジェンズツアーに出場することを考えて体力づくりを始めました。もちろん現役時代のようにはいきませんが、トレーナーに相談しながら走ったり、泳いだり、ストレッチをしたり。「体は食べるものでできている」という考えを持っているので、食事にも気をつけました。鍼をうつなどして、体のメンテナンスもしっかりと続けています。
今年はさらに、レジェンズツアーで優勝することを目標に、体づくりに励んでいます。そんな中で、先日、うれしいことがありました。現役時代から見てもらっているトレーナーさんから「原田さん、最近お尻が上がってきましたね」と言ってもらったのです。
 
見た目をまったく気にしないわけではありませんが、それよりも、アスリートにとって大切なお尻に、しっかりと筋肉がついてきたことが本当にうれしかったです。それでも現役時代と比べるとまだまだですが…(笑)。
10月には56歳になる私でも、コツコツと努力すれば筋肉をつけることができるという喜びを実感しました。継続は力なり、です。
もちろん、趣味でゴルフをしているみなさんも、トレーニングやストレッチを続けることで、何歳になっても体を変えることはできます。若い頃より時間はかかりますが、必ず結果はついて来るのです。
とはいえ、忙しい毎日の中で時間を作って体づくりをするのは容易なことではありません。モチベーションを保つにはコツがあります。目標をハッキリさせることです。人生の目標でもゴルフの目標でも構いません。「●歳になっても歩いてゴルフをする」とか「●ヤードの飛距離をなるべく落とさない」は、わかりやすいですね。「若い時に着ていたサイズの服を着続ける」なんていうのもいいかもしれません。そのための継続なら、できるのではないでしょうか。
私自身のモチベーションを支える現在の目標は、
(1)レジェンズツアーで優勝すること
(2)思い通りに動く体を保ち、イメージ通りの球筋、球の高さのショットを打つこと
の2つです。(2)ができないと、レジェンズツアーでは戦えず、(1)の結果には結び付きません。
そうはいっても、現役時代のようにトレーニングができるわけではなく、猛暑の中では「家から出たくない」ということもあります。そんなときは、自宅でストレッチをしたり、筋トレをしたり。プールで泳いだり歩いたり、とできることを続けるようにしています。素振りをするだけでも、スイングは身につくものです。
性格にもよりますが「●●をしなくてはいけない」というシビアなことで自分を縛ると、結局、続かなくなってしまいがちです。例えば、室内でも振れる短くて重いクラブを手に入れて、10回の素振りを1セットにして、これを1日に2〜3セットできればいいなぁ、という感じが一番長続きすると思います。
私も、この素振りを続けたことで去年よりクラブが振れるようになり、飛距離も出ています。バーディの数も増えて、うれしいことばかりです。
絶対にブレない自分の“武器”があると自信を持ってゴルフができます。室内素振りだけでもできる体づくりは、それにつながる有意義なものです。大人の体づくり、みなさんも始めてみませんか。
原田香里(はらだ・かおり)
1966年10月27日生まれ、山口県出身。11歳からゴルフを始めると、名門・日大ゴルフ部に進み腕を磨いた。89年のプロテストに合格しプロ転向。92年の「ミズノオープンレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝。93年には「日本女子プロゴルフ選手権大会」、「JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦」勝利で公式戦2冠を達成。98年には賞金ランキングでも2位に入るなど通算7勝の活躍。一線を離れてからは日本女子プロゴルフ協会の運営に尽力。今年の3月まで理事を務めていた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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