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「(去年は)ここでよくパターが入ったな」 2週連続ディフェチャンの小祝さくらが見せた地力 

<CAT Ladies 初日◇19日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>
先週に続きディフェンディングチャンピオンとして大会を迎えた小祝さくらは、首位と3打差の3アンダー・12位タイと上々の滑り出し。1バーディ・1ボギーだった前半は「あまりかみ合わなかった」とヤキモキもしたが、後半で一気に3バーディ。「ロングパットがすごくよくて、そこに助けられた」と胸をなでおろした。
この言葉にもあるように、3パットしてもおかしくない位置から、なんとか2パットで切り抜ける場面が目立つガマンの一日ともいえた。それでもなんとか「流れが悪くなる」という3パットを叩くことなく18ホールを終えることができただけに、パターに「助けられた」という感覚が強い。
パットの距離が残るということは、先週、予選落ちの大きな原因となったショットが、いまだしっくりきていないとも言える。本人も「先週よりはいいけど、まだまだ。後半戦はたくさんあるので調整しながら、どんどん調子を上げたい」と、ここは認める部分でもある。昨年優勝した時のいいイメージは「全然しない」とも。「グリーンの傾斜が強くてパットも難しい。このコースでよくパターが入ったなって思うくらい」と付け加えるほどだ。
とはいえ、優勝した時でも決して“絶好調”とは言わない選手。現にこうは言っても、しっかりと上位をうかがう位置で初日を終えている。「コースは難しいですけど、いいプレーができるように。ラフはすごく長いわけではないんですけど、“バフッ”て入ってしまうので、しっかりとフェアウェイをとらえてチャンスにつけたいです」。本調子ではないとはいえ、この位置で上がる地力はさすが。いつもと同様ののんびりとした雰囲気で、2日目もバーディを奪ってくれるはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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