最新ゴルフニュース

1Wのシャフトを急きょ変更　馬場咲希は逆転Vへ「全力で思い切って」【世界女子アマ】

＜エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権　3日目◇26日◇ル・ゴルフ・ナショナル（6317ヤード・パー71）、ゴルフ・ド・サンノムラ・ブルテシュ（6160ヤード・パー72）、フランス＞
高校2年の馬場咲希（日本ウェルネス高）が、再び世界の舞台で脚光を浴びている。日本勢として服部道子以来37年ぶりとなる「全米女子アマチュア選手権」を制し乗り込んだ世界最大のアマチュアチーム戦。3日目は3バーディ・1ボギーと2つ伸ばすにとどまったが、なんとかチーム戦の稼ぎ頭としての役割を果たした。
56カ国が参加するなか、日本チームは馬場とともに橋本美月（東北福祉大2年）、上田澪空（共立女子第二高2年）が出場。3日目は橋本が「79」、上田が「72」とスコアを落とした。上位2人のスコアが採用されるチーム戦は馬場と上田のスコアが採用され、前日の4位から6位タイに順位を落とし、トータル6アンダーは首位のドイツと7打差。それでも馬場は諦めていない。
3日目はドライバーのシャフトを急きょ替えて、ショットの安定感が増した。それでも「バーディチャンスについているのに、パターがあまり入らなくて」とホールアウト後は「自信がもてるように」と練習にいそしんだ。「優勝目指して、全力で思い切ってプレーしたいです」と逆転勝利を見据える。
チーム戦がメインの大会とはいえ、個人戦では馬場が首位と3打差のトータル4アンダー・5位タイのV圏内。上田はトータル3オーバー・28位タイ、橋本はトータル8オーバー・46位タイにつけている。
■上田澪空（トータル3オーバー、個人28位タイ）
「昨日は本当に何もできなくて、今日が本当にどうなるかわからなくて、緊張とか不安のほうが大きかったんですけど、バーディ獲ったりボギー獲ったりの荒れたゴルフをした中でも、1オーバーに抑えられたのが良かったです。パットはもうつかんでいると思うので、あとはショットが真っすぐ行ってくれれば明日はいいスコアを出せると思うので、強い気持ちでプレーできたらいいです」
■橋本美月（トータル8オーバー、個人46位タイ）
「今日はぜんぶ悪い方向にしかいかなかったです。悔しい1日でした…。まだ全然チームに貢献できていないので、明日こそは自分がいくつか上がれるか、悔いなく終われるように…、今日のぶんを取り返せるように頑張りたいです」
<ゴルフ情報ALBA.Net>