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深堀圭一郎はマッスルバックに戻してショット復調 「ミスがミスになるクラブでいい」

<コマツオープン 最終日◇10日◇小松カントリークラブ(石川県)◇6958ヤード・パー72>
「コマツオープン」でプラヤド・マークセン(タイ)との2ホールにおよぶプレーオフを制し、シニアツアー2勝目を挙げた深堀圭一郎。そのバッグの中をのぞいてみると、5番ウッドはスチールシャフト、アイアンはマッスルバッグ、パターは20年以上前のモデルとこだわりがつまっている。
深堀といえば、レギュラーツアー時代から切れ味鋭いアイアンショットが武器。アイアンは、いまとなってはレギュラーでも希少なマッスルバックモデルで、19年に発売された『APEX MB ツアーバージョン』を使用している。一般的にマッスルバックは芯が狭く、ヘッドスピードが速くないとボールが上がらない。見た目はかっこいいが難しい。
「最近のアイアンは簡単になってきて、言葉は悪いけど、ちょっとボケ顔なんですよね。きちっとした顔のほうが、ヘッドの入れるところと自分の振り方をしっかりしたときにその通りの球が出やすい。まだ(マッスルバックを)打てるので、ミスがミスになるクラブでいいかなというのがあった」
4月の開幕当初はやさしいキャビティバックのアイアンを入れていた深堀だったが、自分自身のショットの調子が悪かったため、マッスルバックに戻した経緯がある。「ショットがわからなくなっているのに、クラブを次々に換えてしまうと迷いに走ってしまう。まず自分の立ち位置に戻って、何がダメだったのか、次はどこに進んでいくのかを確認したかった」。
マッスルバックこそが深堀のゴルフの“基準”。ナイスショットとミスの違いははっきりと出るし、芯に当たったときの心地よさは何ともいないものがある。「木製バットじゃないけど、芯を外せば音も悪いし、手にしびれもある」。自分のミスの傾向が顕著に出るマッスルバックを使うことで、本来の自分のショットの切れ味を取り戻していった。
マッスルバックを使う選手は昔に比べると、はるかに少なくなったとはいえ、タイガー・ウッズ(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)、松山英樹といったショットメーカーはずっと使い続けている。そんなパワーヒッターの彼らでも、もうフェアウェイウッドにスチールシャフトは入れていない。ところが深堀の5番ウッドには、スチールシャフトの『Modus Tour Wood』が入っているのだ。
「4番ユーティリティと5番ウッドの間の距離で、5番ウッドをカットして距離を落とそうしたとき、カーボンシャフトだと軽いから、スイングミスで大きな右プッシュが出たりするんです。ドライバーと3番ウッドは距離を稼ぐクラブだけど、5番ウッドからはターゲットを狙う可能性がある。だからスチールシャフトに戻しました」
距離が欲しいクラブにはカーボンシャフト、コントロールして狙いたいクラブにはスチールシャフトと、3番ウッドと5番ウッドの間ですみ分けされている。18番パー5で行われたプレーオフ2ホール目の残り250ヤードのセカンドショットは、その5番ウッドで放ったものだった。ボールはピンに重なり「狙った通りの球が打てました」と振り返る。ボールは少しグリーンをこぼれたものの、「奥に外して寄せよう」というマネジメント通りのバーディで勝負を決めた。
アプローチでは3本のウェッジを使い分ける。ロフトバリエーションは51、56、60度だ。「基本のアプローチは56度をベースにして、それが難しくなると60度、転がしは51度。本当は50、55、60度でいきたかったんだけど、55度だと球がちょっと強く出ちゃうから56にして、その間を5度にしようと思って51度に。シニアになる頃から、その辺の距離が増えるからそうしました」。
フルショットでは、51度は110ヤード、56度は95ヤード、60度は85ヤード飛ぶ。最終日の13番パー4ではチップイン・イーグルで首位に追いつくなど、その3本を駆使して多くのチャンスを演出した。パターは20年以上前から所有する『ホワイトホット#5』で、ウッドも含めて最新クラブは1本も入っていないが、深堀の培ってきた技術を生かせる14本で優勝を掴んだ。
【深堀圭一郎の優勝クラブセッティング】
1W:キャロウェイ EPIC MAX LS(10度/Tour AD VR-6X)
3W:キャロウェイ GBB EPIC(13.5度/Tour AD DI-7X)
5W:キャロウェイ EPIC FLASH SUB ZERO(17度/Modus Tour Wood X)
4U:キャロウェイ BIG BERTHA ALPHA 815(22度/Modus HY 110 X)
5I:キャロウェイ APEX TCB(DG EX TOUR ISSUE S300)
6I〜PW:キャロウェイ APEX MB ツアーバージョン(DG EX TOUR ISSUE S300)
51,56,60度:キャロウェイ JAWS FORGED(DG EX TOUR ISSUE S300)
PT:オデッセイ ホワイトホット#5 センターシャフト
BALL:キャロウェイ クロムソフトX LS トリプル・トラック
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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