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馬場咲希、高身長でも猫背にならないように意識「仙骨が押されるように歩いています」

175センチの高身長から平均270ヤードと、ワールドクラスの飛距離を誇る高校2年生の馬場咲希。実は、何日も続くトーナメントでもパフォーマンスが低下しないように、普段から疲れにくい歩き方を意識している。ゴルフ雑誌ALBA本誌852号では、その歩き方のポイントについて答えている。
「仙骨が押されるようにして歩くと、姿勢も良くなって疲れにくいそうなので、それを意識してラウンド中も歩くようにしています」。仙骨は背骨につながっている骨盤の真ん中にある骨のこと。ここを後ろから押されるように腰を前に出して歩くと、自然と胸を張った状態で歩ける。猫背になる癖があるという馬場も、歩き方を意識してからアドレスで猫背になりにくくなった。
また、馬場はグリップの握り方も特徴的。非力な女子選手の多くは、ボールをつかまえやすくするために、左手をかぶせるフックグリップが多いが、馬場は人差し指と親指でできるV字が両手ともアゴを指すようにウィークグリップに握る。さらに、左手の人差し指と右手の小指をかぶせるインターロッキングではなく、右手小指を左手の人差し指の上に乗せるオーバーラッピングで握るのも、どちらかというと男子選手に多い。
馬場自身は「知らないうちにいつの間にかこの握り方になりました」という。さらに「クラブは短く握ったほうが振りやすいので、これくらい短く握っています」と、指2本分ほどグリップを余らせて握っている。周りの選手とは違う自分独自のスタイルを追求したことで、「全米女子アマ」に勝つような力を身に着けていったのかもしれない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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