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馬場咲希は初めての大ギャラリーにも動じず「スコア的には悔しいけど、楽しかった」

＜住友生命Vitalityレディス 東海クラシック　初日◇16日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース（愛知県）◇6502ヤード・パー72＞
「全米女子アマ」制覇から初めて国内の試合で、大注目の中でスタートした馬場咲希（代々木高2年）の初日だったが、1バーディ・5ボギーの「76」で4オーバーと大きく出遅れる形となった。やはり8月中旬に出場した全米女子アマのあと、フランスに渡り「世界女子アマ」に出た疲れは残っているようだ。ティショットが散らばる場面が目立った。
疲れについて本人は「自分的には試合前に調整した結果がこれ」と否定したものの、「フェアウェイキープができなかったのがボギーのきっかけで、バーディ獲れないのもそう。フェアウェイキープは3回だけ。とにかくフェアウェイキープしたかったです」とティショットの精度を欠き、悔しがった。
今年は4月の「ヤマハレディースオープン葛城」、5月の「ブリヂストンレディスオープン」に続いて3回目の国内女子ツアー出場となったが、大ギャラリーのなかでプレーするのは初めて。「緊張はあまりしなかった。初めてこんなに多くの人に見てもらって、スコア的には悔しいけど、ゴルフをしているときは楽しかったです」と、プロ向きな一面をみせた。
予選通過がかかる2日目については、「あしたはきょうの悪いラウンドから切り替えて、迷わずにラウンドしたいです」ときっぱり。このあと何を重点的に練習するかと聞かれると、「やっぱりパターと…」と少し考えたあと「全部ですね（笑）。全部重点的にやりたいです」とあすの巻き返しを誓った。
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