<パナソニックオープン 最終日◇25日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>
国内男子ツアーは最終ラウンドが終了した。首位タイで出たアマチュア・蝉川泰果(せみかわ・たいが、東北福祉大4年)が8バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータル22アンダーまで伸ばし、ツアー史上6人目のアマチュア優勝を果たした。
前半では1つ伸ばすにとどまり、首位の座から陥落。だが、後半からが圧巻だった。10番で1つ伸ばすと、13番からは怒とうの5連続バーディで一気にトップ浮上。そのままゴールテープを切り、涙の勝利を遂げて、ギャラリーの大喝采がグリーンを包んだ。
昨年大会では同年代の中島啓太が優勝を果たしており、アマチュアによる2大会連続勝利は史上初となった。
トータル21アンダー・2位に岩崎亜久竜。トータル19アンダー・3位に桂川有人、トータル18アンダー・4位には久常涼が入った。
50歳のベテラン・宮本勝昌はトータル17アンダー・5位タイ。前週Vの大槻智春はトータル15アンダー・10位タイだった。プロデビュー戦の中島はトータル8アンダー・48位タイで4日間を終えた。
【国内男子ツアー 歴代アマチュア優勝】
倉本昌弘:1980年「中四国オープン」
石川遼:2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」
松山英樹:2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
金谷拓実:2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
中島啓太:2021年「パナソニックオープン」
蝉川泰果:2022年「パナソニックオープン」
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