ユーティリティ部門でもダントツの1位はピン「G430」。ただし、2位以下にはダンロップが4モデル入っていて、5位にはブリヂストン、6位はヤマハとトップ10のうち7モデルを国内メーカーが占めている。その理由について、ヴィクトリアゴルフ宇都宮細谷店のる宇賀神正行店長は、次のように話す。
「他のカテゴリーと比較すると、確かにユーティリティは『ゼクシオ』『インプレス』『キャスコ』など日本メーカーが人気です。『テーラーメイド』も日本・アジア向けに設計された『ステルスグローレ』がよく売れています」なぜ、日本メーカーが人気なのか?「ユーティリティに関しては、アスリートゴルファーや若い世代が海外メーカーのモデルを1本ずつ購入します。しかしシニアゴルファーになると、2本、3本まとめてユーティリティを購入する人が多く、そのシニア世代が選んでいるのが日本メーカーだったり、日本向けのブランド。だから日本メーカーのモデルの販売本数が伸びているのだと思います」また、2023年の新製品に関しては海外メーカーのモデルより、日本メーカーのほうが価格設定が安くなってきた。そう考えると、さらに日本メーカーのシェアは今後拡大する可能性が高いのではないだろうか。■ユーティリティ売り上げランキングトップ31位 ピン G430 MAX2位 ダンロップ ゼクシオレディス3位 テーラーメイド ステルスグローレ※データ提供:矢野経済研究所※集計期間:2023年1月30日〜2月5日
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