2月に入ってもウッド部門ではピン「G430」シリーズが好調で、先週に引き続き1位は「G430 MAX」、2位は「G430 LST」という結果になった。そして3位に入ったのが昨年9月に発売されたタイトリスト「TSR2」。昨年の秋はスリクソン「ZX Mk II」シリーズやテーラーメイド「ステルスグローレ」なども発売されたが、今週のランキングで「G430」に続くセールスを記録したのは「TSR2」だった。その理由について有賀園ゴルフNEW杉並店の鷲山史明さんに話を聞いた。
「まず、タイトリストは固定ファンがいるので、新しいモデルが出たタイミングで新モデルに乗り換えるゴルファーがすごく多いです。さらにタイトリストはユーザー層がどんどん広がっています」タイトリストといえばアスリートゴルファーや中・上級者が使う印象が強いが…。「最近は超軽量の『TSR1』もラインナップされていて、『TSR2』に関してはアベレージゴルファーでも十分に使えるドライバーになっています。さらに『TSR3』も決してハードなドライバーではなくなってきました。その傾向は最近の話ではなく、『915』シリーズや『917』シリーズの頃から徐々にターゲット層がアベレージゴルファー寄りになっていった印象です」購入者の話を聞くと「TSR2」は純正シャフト(TSP111)の評判がすごくいいから、プラス料金を払ってカスタムシャフトを装着する必要がないという。それも人気の一因なのではないか。■ドライバー売り上げランキングトップ31位 ピン G430 MAX2位 ピン G430 LST3位 タイトリスト TSR2※データ提供:矢野経済研究所※集計期間:2023年2月6日〜2月12日
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