21日、「全英オープン」を主催するR&Aが今年の同大会の出場資格を発表した。今年の第151回大会は、ロイヤル・リバプールGCを舞台に7月20〜23日に開催される。
昨年7月にマーチン・スランバー会長は「全英オープンは、資格を得た選手は誰でも出場できる『オープン』競技を維持する」としていた通り、「LIVゴルフ」に参戦している選手を除外することはなく、例年通りの資格を維持した。昨年覇者のキャメロン・スミス(オーストラリア)、2013年覇者のフィル・ミケルソン(米国)らLIVゴルフ組も出場権を得た。 出場資格を得るのは・全英オープンの歴代覇者で23年7月23日の時点で60歳以下・22年大会の10位まで・23年第21週(5月22日)の世界ランキング上位50名・22年DPワールド(欧州男子)ツアーのレース・トゥ・ドバイ30位内・「BMW PGA選手権」(DPワールドツアー)の19〜22年大会勝者・DPワールドツアーメンバーの上位5名(23年「BMWインターナショナルオープン」の有資格者を除く)・18〜23年「全米オープン」覇者・18〜23年「マスターズ」覇者・17〜23年「全米プロ選手権」覇者・21〜23年「ザ・プレーヤーズ選手権」覇者・22年フェデックスカップポイント上位30名・23年「トラベラーズ選手権」までのフェデックスカップポイント上位5名(有資格者を除く)・22年「アルゼンチンVISAオープン」勝者・22-23年オーストラレイシアPGAツアーの賞金王・22-23年サンシャインツアーの賞金王・22年「日本オープン」覇者・22年日本ツアー賞金ランク上位2名・23年「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」までの賞金ランキング1位(有資格者を除く)・22年全英シニアオープン覇者・23年(全英)アマチュア勝者・22年全米アマチュア選手権勝者・23年欧州アマチュア勝者・22年マコーマックメダル賞受賞者・22年アジアンパシフィックアマチュア選手権勝者・23年ラテンアメリカアマチュア選手権勝者日本勢では松山英樹、蝉川泰果、比嘉一貴、星野陸也が出場権を確定させている。また全英オープン・クオリファイ・シリーズも発表され、PGAツアーでは「アーノルド・パーマー招待」(3月2?5日)、「ウエルズファーゴ選手権」(5月4?7日)、「メモリアル・トーナメント」(6月1?4日)のそれぞれの大会の上位3名(有資格者を除く)に全英出場権が与えられる。また日本ツアーは「ミズノオープン」(5月4〜7日)のの上位3名(有資格者を除く)が出場権を得る。(文・武川玲子=米国在住)
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