2024年1月に開幕する『TGL』(テクノロジーセントリック・ゴルフ・リーグ)に、最近好調のリッキー・ファウラー(米国)も参戦を表明した。
TGLはタイガー・ウッズ(米国)とローリー・マキロイ(北アイルランド)が発案したテクノロジーとゴルフがコラボレーションした新しいリーグ。プレーはゴルフコースではなくフットボールなどのスタジアムで開催され、テクノロジーを駆使したバーチャルコースでプレーする。ショートゲーム、パッティングは実際に会場で行われる。PGAツアー協賛の下、月曜日の夜に3人一組の6チームがマッチプレーを戦うもので、初年度の24年はレギュラーシーズン15大会を開催。その後セミファイナル、ファイナル戦が行われる。ファウラーは今季、昨年10月の「ZOZOチャンピオンシップ」で2位に入るなど、トップ10が3回。先週の「プレーヤーズ選手権」も13位となり、現在フェデックスカップ・ポイントは22位につけている。そんな好調男は「TGLについていろいろ知ると、参戦するのがとても楽しみになった。他のプロスポーツと同じようにスタジアムにファンを招いてゴルフを観戦するというアイデアはすばらしい」と、この新たな取り組みを絶賛した。現在同リーグに参戦を表明しているのはタイガー、マキロイに続き、ジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマス(米国)、マックス・ホーマ(米国)、コリン・モリカワ(米国)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)、アダム・スコット(オーストラリア)、ジャスティン・ローズ(イングランド)、ザンダー・シャウフェレ(米国)、ビリー・ホーシェル(米国)。ここにファウラーが加わり、トップの人気選手が勢揃いした。月曜日の夜といえば、米国内ではNFL(アメリカンフットボール) ナイトとして知られ、フットボールの中継が大人気。TGLはそれに対抗する形になる。(文・武川玲子=米国在住)。
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