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ツーサムのときは後続組を無視する【ゴルフが整う自律神経のトリセツ】

4人でコースを回っていると、誰かしらグリーン周りで行ったり来たりするホールがあります。そういうとき当事者は小走り程度に急ぐでしょうが、他の3人はその間に素振りをしたり、ボールをふいたり、先に長いパットを寄せたりして、それまでどおりプレーを続けます。ミスした人が慌てないように「ゆっくりやってください」と、声を掛ける気遣いや余裕もあるでしょう。

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■そわそわ感は自律神経を乱すスイッチ ところがツーサムで回ると、ほとんどの人がそうできなくなってしまうのですから不思議です。「二人なんだから早くて当たり前」というプレッシャーからか、4人のときは目にも入らなかった後続組が気になってそわそわしてきます。実はこの、そわそわした落ち着かない感じこそ、自律神経のバランスを乱すスイッチなのです。 この状況で急ごうとして走ったり、ルーティンを端折ったり、プレーが雑になったりするとスイッチが入ります。気が急せいているうえ走ったり急いだりすれば鼓動が速くなり、交感神経も急激に高まるからです。 それに連動して「急ぐ→スイングが速くなってインパクトが狂う→ボールが曲がる→より焦る」といった悪循環に陥りがちです。焦って打ったためにボールを曲げて余計に時間がかかるくらいなら、急ぐ意味はありません。 ■歩行をゆっくりして自分のペースを守る 私もときどき妻と二人でラウンドしますが、やはり最初のうちはそわそわしたこともありました。ただ、あるとき後続組を見ていたら、右へ、左へ、チョロもザックリもあり……。バックティから回って上手そうな人たちでしたが、意外にそうでもなかったのです。 もともと私たちはプレーが早いのに、見られているから早く回らなきゃと思って慌てていたわけですが、後続組は私たちをそれほど見てもいないし、急いでもいません。ただ私たちのペースについてきただけだったのです。 プレーの進行さえ妨げなければ後ろを気にしなくていい。無視するくらいでちょうどいい、と気づきました。それ以来、自律神経を乱すスイッチを入れないために、私は「プレーは(いつもどおり)早く、歩くスピードはゆっくり」を心がけています。 ボールのところへ行くのにあえて歩行に時間をかけることで自分のペースを守る。その確認ができると気持ちは落ち着き、交感神経が高まるこ」ともなく自律神経のバランスを保つことができ、スイングのリズムも安定するのです。 ゆっくり歩くことは、自分たちのペースを後続組に知らせる効果もあります。1ホール目を自分たちのリズムでプレーすると一日ずっとそのペースでラウンドができますので、朝から心がけてみてください。(文・小林弘幸 構成・野上雅子) ●小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本スポーツ協会公認スポーツドクター1960年生まれ、埼玉県出身。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手やアーティストのパフォーマンス向上指導にかかわる。自律神経のバランスを意識的にコントロールすることにより心身の潜在能力を最大限発揮できることを提案し、テレビ番組等で解説している。著書も多数あり、2022年12月『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』(法研)を刊行。

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