<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第1戦マイナビカップ◇練習日◇美浦ゴルフ倶楽部(6527ヤード・パー72)> 将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として、2019年に始まったマイナビネクストヒロインツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、ALBA TV株式会社)。
ネクストヒロイン 佐々木理乃のドライバスイングをコマ送りでチェック!
6日から2日間の日程で開催される23年マイナビネクストヒロインツアー開幕戦「マイナビカップ」に出場する佐々木理乃。東京都出身の1998年生まれで、学生時代に渡米しワシントン大学を卒業している帰国子女だ。 2019年の「ワシントン州アマ」、「PNGA北西太平洋アマ」で優勝。「全米アマチュア北西部予選会」をトップ通過し、「全米女子アマチュアゴルフ選手権」にも出場している。 年間15試合が予定されているマイナビネクストヒロインゴルフツアーの今季開幕戦を前に、「今年はすでに別の試合にも出場しているのですが、3位タイに入るなど昨年よりはいいスタートができています。本音はもう少し優勝争いに絡めたらいいとは思っているのですが…」と、現在の調子について話す。 昨年はパットが原因でなかなかスコアを伸ばせずにいた佐々木。「昨年はパターのスタッツが悪く、そこが一番の課題でした。3パットが多くて…。このオフはパターを重点的に練習してよくなりました。だけど、アプローチの不安が残っているので頑張りたいと思っています」と、話す。 「部屋でもゴルフ場のグリーンでも一定のテンポを聞きながらストロークしています。あとはラインを合わせるときの方法などをいろいろ試しながら自分に合うやり方を探しました。結果、アドレスを直したらちゃんと打ちたい方向に打てるようになったので、距離感に集中できるようになりました」 ゴルフ場によってグリーンの速さが違う。距離感はコースによって、毎回合わせる必要がある。だが、「方向はいつでも同じことなので、打ちたい方向に打てるようになって安心しています」と、佐々木。 ラインを読めていても、思い描いた方向に打てなければ、カップインの可能性は低くなる。基本に立ち返って、パッティングを向上させた。 ネクストヒロインツアーでの優勝はまだ果たせていないが、「このツアーに出場できるのも残りわずかなので、絶対に優勝を果たしたいです」と佐々木。同ツアーは将来プロゴルファーとしてJLPGAツアーでの活躍を目指している満25歳以下の女子ゴルファーが出場できるシステム。今年25歳になる佐々木は残された出場回数の中で優勝を目指す。(取材/文・高木彩音)
<ゴルフ情報ALBA Net>