<JAPAN AIRLINES チャンピオンシップ 2日目◇9日◇成田ゴルフ倶楽部(7,157ヤード・パー72)>
日本初開催の米PGAツアーチャンピオンズ(米シニアツアー)「JAL選手権」。大会2日目は、往年の名選手を見ようと、会場にはコアなゴルフファンが詰めかけている。中でも大きな注目を集めているのが、帝王と呼ばれたジャック・ニクラス(米国)の後継者として期待され、新帝王と呼ばれたトム・ワトソン(米国)。大勢のギャラリーがワトソンのプレーに視線を送った。
日本流の“おもてなし”の思わずニッコリ?
初日は2アンダーとまずまずのスタートを切ったが、この日は2バーディ・3ボギーの“73”。スコアを1つ落とし、トータル1アンダーの46位と順位も下げたが、それでもワトソンの人気は健在だ。プレー後は、初日に引き続きサイン待ちのギャラリーの元へ。約200人のファンに対して声をかけながらサインを行った。
「今日はいいスコアが出てもおかしくない日だった。アイアンショットさえよければ。明日はいいスコアで回らないと」と、多くの選手がビッグスコアをたたき出した中での悔しいラウンドを振り返る。誰にも紳士的に接し、“神対応”ともいわれるサービスでファンを魅了するワトソン。明日こそはスーパープレーの連続でファンの喝采を浴びる。
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