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片山晋呉がプロとしてマッチプレー初V!129ホールを戦い抜き、128人の頂点に

<ISPSハンダマッチプレー選手権 決勝・3位決定戦◇10日◇浜野ゴルフクラブ(7,217ヤード・パー72)>

片山晋呉の2アップで迎えた16番パー5。先に2オンに成功していたH・W・リュー(韓国)に負けじと、片山もピン右1・5メートルに2打目を乗せる。グリーンをぐるりと囲んだギャラリーが見つめる中、先にリューがイーグルパットを外す。その後で慎重にラインを読み、自分のルーティンでアドレスに入る片山。そのウイニングパットを沈めた瞬間、思わずヒザから崩れ落ちる。それほど、ここまでの道程は長かった。1回戦から数えて、実に129ホール目、練習ラウンドを含めると、200ホールを超えていた。
優勝カブトをかぶった片山、凛々しい!
「正直、大会前は自分が勝つ確率は低いと思っていました。44歳という年齢でこれだけのラウンドをこなすのは大変ですし、明らかに若い選手のほうが有利ですからね」。
しかし、その不安を打ち消したのは、片山自身がずっと口にしていた“経験”だ。ツアー30勝の実績はダテではない。これまで数多くの強敵を倒し、体の中に蓄積した勝負勘は今大会でも威力を発揮した。リューとの決勝戦でもそれは変わらない。
「高山(忠洋)選手に聞いたら、リュー選手は準決勝で長いパットを決めまくっていたようです。自分の経験から、2日連続で長いパットが入ることはありません。だったら、ボギーを打たないことだけに集中しようという作戦にしました」。
ピンが前日までよりもさらに厳しい位置に切ってあることも頭の中に入っていた。チャンスにつかなければ、そう簡単にバーディを奪えないという計算から、よけいにパーセーブに徹した。実際、どんなに2打目が短い距離でもピンを狙わず、上りのラインが残るセーフティゾーンにボールを落とし続けた。勝負を決めた16番にしても、たまたま自分の持った5番ユーティリティと風向き、残り距離が一致しただけにすぎない。狙いはあくまでも上りのラインが残るポイントだった。そこまで自分の作戦に徹し切ることができるのが片山の強い秘密だといえる。
今回の優勝でツアー通算31勝目を飾り、倉本昌弘を抜いてツアー通算勝利数第5位に浮上した片山。今季の賞金ランキングでも4位に浮上した。今年の夏からスイング改造やメンタルトレーニングに取り組み、まだまだ進化を続けていくつもりだ。
「結果が出たのは自分でも早いと思いますが、秋以降の大会でも優勝争いをするのが楽しみになってきました。十分勝てると思いますし、自分に対する期待もあります」
と力強く語った。ここ数年は秋から調子が上がっていくデータもある。6度目の賞金王へ向け、いよいよ円熟期に入ってきた雰囲気が漂っていた。
文・山西英希
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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