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高額がかかるプレーオフでも使用者増の『P790』。早速J・ローズが結果を出し、PXGは地団駄！？

PGAツアーも最終局面を迎え、第3戦の「BMW選手権」が終了。1000万ドルがかかるこのボーナスステージを誰もが活かしたい中、マーク・リーシュマンが23アンダーで勝利。そして18アンダーの2位にジャスティン・ローズが入った。ローズは今季未勝利で序盤戦こそ好調を維持したものの、中盤以降は低迷。ところが、プレーオフに入ってから10位、10位、今回の2位と調子を取り戻してきた。
⇒PXGの創業者ボブ・パーソンズ氏がテーラーメイドを特許侵害で訴える
⇒米国テーラーメイドが“泡入り”アイアン『P790』を発表¥¥
そのローズ、米国テーラーメイドのツアーレポートによれば、この「BMW選手権」で最近何かと話題の新しい『P790』アイアンを投入していたのだという。
「ジャスティン・ローズ、ジェイソン・デイ、ザンダー・ショーフェルは、新しい『P790』のロングアイアンをバッグに入れて2017年の『BMW選手権』を戦うことを恐れていませんでした。（中略）ローズは『2017 M1』の5Wを入れていますが、今週『P730』の4番アイアンを『P790』に交換しました。（中略）ダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイ、ジョン・ラームらも全て『P790』を練習ラウンドでバッグに入れていました。
今週の『P790』に関する最高の証言は、テーラーメイド契約ではない選手（世界ランキング上位10位内）がローズの『P790』の4番アイアンを見ながら練習場で言ったコメントです。“コレ（P790）がどんなにいいか。ボクはデイの『P790』を打ったことがあるんだけど、フェースがトランポリンだよ。いい顔なのにこれほど弾きがいいなんて信じられないね”というものです」（テーラーメイドツアーレポート）
誰もが手にしたい、プレーオフの賞金1000万ドル（日本円で約11億8000万円）。それはローズのみならず、出場できるトップ選手全員が虎視眈々と狙っている。通常の試合なら使用クラブの変更は当たり前に行われるが、ここまでの大金がかかったプレーオフでも『P790』を契約プロ皆がテストし、実際に使用する辺りは、高性能を予感させるエピソードだ。
直近で、PXGのボブ・パーソンズ氏が「テーラーメイドゴルフの新しい『P790』のアイアンは、多くのPXGの特許を侵害します。今日の連邦裁判所でそれらを訴えました！」とTwitterで発言しているが、この米国テーラーメイドのツアーレポートをどう見ているだろうか。そして、日本への導入も待ち遠しい限りである。
<ゴルフ情報ALBA.Net>