<アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2日目◇22日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>
初日を3アンダーの16位タイとしていた片山晋呉が、第2ラウンド終了後に提出したスコアカードに過少申告(※6-6d違反)が見つかり失格となった。
3アンダーの16位タイから出た片山は、この日スコアを3つ落としてホールアウト。スコアのアテストを終えた後、15番パー4で“6”だったはずの片山のスコアが、“5”と記されていることに気付いた大会関係者が本人に確認。勘違いによる過少申告を認めたため、失格となった。
大会関係者によると、片山は過去にも失格処分を受けている。2010年の「The Championship by LEXUS」でのスコアのサイン漏れ、2007年の「マンシングウェアオープン」における中断再開のサイレン前のプレー、2005年の「ブリヂストンオープン」におけるスコア過少申告の3回だ。
仮に今回スコアの誤記が無ければ、トータルイーブンパーの54位タイで予選を通過していた。先々週に開催された「ISPSハンダマッチプレー選手権」で最年長マッチ王者に輝くなど、ツアー通算31勝を誇る44歳のベテランが、思わぬ形で姿を消すことになった。
※6-6d スコアの誤記
競技者は、自分のスコアカードに記入された各ホールのスコアが正確であることについて責任がある。競技者があるホールのスコアを真実のスコアよりも少なく申告した場合、その競技者は競技失格となる。競技者があるホールのスコアを真実のスコアよりも多く申告した場合は、そのホールのスコアは申告どおりとする。(JGAゴルフ規則より抜粋)
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