<フンドーキンレディース 最終日◇28日◇臼杵カントリークラブ(6,512ヤード・パー72)>
大分県・臼杵カントリークラブにて開催された国内女子ステップ・アップ・ツアー18戦「フンドーキンレディース」最終日。首位と2打差・5位タイからスタートした野澤真央がトータル10アンダーまでスコアを伸ばし、逆転勝利。先週の「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」では単独首位で最終日を迎えるも、逆転負けを喫していただけに、悔しさを力に変えた。
この日も“強カワ”ルーキーが躍動!試合の様子はフォトギャラリーで
前半で2つスコアを伸ばした野澤。金澤志奈、新武瑠衣のルーキー二人の優勝争いに食い込むと、両者が伸ばしあぐねるなか、後半を3バーディ・ノーボギーとし、結果的には後続に3打差をつける完勝となった。
今季はQTランク62位でレギュラーツアーの出場権が降りてくる可能性がある位置。ここまではレギュラー10試合、ステップ11試合と両ツアーを行き来するシーズンを送っている。レギュラーツアーでは結果がふるわず苦しんでいるが…
「(レギュラーの)トッププロは”ここぞ”というパットは絶対に外さない。けど私は自分でリズムを悪くしている。”なんでバーディパットが入らないだろう…”と悩みっぱなしでした。でもレギュラーの厳しいセッティングで戦って、かつステップでは2勝を挙げられたのは大きい」と、トップの経験を積み重ねながら、ステップでは優勝争いでの勝ち方を学んだシーズンとなっているようだ。
プロ初勝利となった「パナソニックオープンレディース」に続く2勝目で賞金ランクは1,000万超えの4位に浮上。1位の福山恵梨とは約780万円差と開いているが、「もしここで勝てなかったら、(サードQT免除の資格が得られる)賞金ランク5位以内を目標にしようと思っていましたが、2勝目を挙げられたら、ステップ賞金女王を狙おうと思っていた。まだ数字上では可能性があるので、もちろん目指します」と、ステップ残り3試合での3勝目、4勝目に意気込んだ。
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