<ザ・プレジデンツカップ 事前情報◇28日◇リバティ・ナショナルGC(7,328ヤード・パー71)>
2年に1度開催される米国選抜と欧州を除いた国で構成される世界選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」。開幕前日のこの日、米国選抜キャプテンのスティーブ・ストリッカーと副キャプテンのタイガー・ウッズが公式会見に登場。ウッズは自身の現状と今後について口にした。
ウッズは今年4月に4度目となる腰の手術を受けた。全治は6ヶ月で現在はリハビリの最中。「今週はここでみんなと会えることをとてもエンジョイしている。僕の健康状態についてはすごく良い」と今の状態を話した。
現在はボールも打っているそうで、「先週は60ヤードのショットを打てるようになった。ものすごくまっすぐ飛ばせたよ!冗談だよ(笑)」とジョークを織り交ぜながら、報道陣の反応を楽しんでいた。
しかし、今後の予定について問われると「復帰できないこともあるか、と聞かれたら当然そういうこともあり得る。将来のことはまったく分からない」と回答。今後の治療しだいでは、引退の可能性もあることを示唆した。
「でも、さっき言ったように、ボクは60ヤードを打てるようになった。それだけだよ」。復帰への道はまだ遠く、険しい。それでも世界中のゴルフファンが、ウッズがプレーヤーとしてコースに戻ってくる日を待っている。
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